(男子)明大勢から優勝ならず 大島ジュニア総合2位で閉幕/東京選手権

フィギュアスケート 2021.10.11

 悔しい結果となったSP(ショートプログラム)から一夜明けFS(フリースケーティング)が行われた。大島光翔(政経1=立教新座)はジュニア総合2位、山隈太一朗(営3=芦屋国際)はシニア総合3位で東京選手権を終えた。

 

◆10・7~10 東京選手権(ダイドードリンコアイスアリーナ)


 優勝を目指す大島は少し緊張した面持ちでスタート位置についた。冒頭、事前取材で「あと一歩のところまできている」と語った4回転ルッツに挑戦するも失敗。しかし、2本目のジャンプを決め勢いに乗ると、ステップシークエンスではジャッジにアピールする場面も。その直後に転倒するアクシデントもあったものの最後まで体を大きく使い憧れの『道』を滑り切った。キスアンドクライではキメた後に転倒してしまったことに対して「恥ずかしい」と何度も口にした。今シーズン初戦は総合2位という結果になった。世界ジュニア出場を目標とする彼の今後に大きな期待がかかる。

 

 SPで3位となった山隈は優勝に向け自信を持ってFSに挑んだ。1本目のトリプルアクセルは「練習の中でもいい方が出た」と本人も振り返るほどの素晴らしい出来。最高の滑り出しとなったが「失敗の嫌な経験がフラッシュバックしてくる」。長いキャリアがあるからこそのトラウマが彼に襲い掛かりジャンプのミスが続く。そして、流れがつかめないまま演技を終え、最終結果は3位となった。キスアンドクライでは悔しさをにじませた。


(写真:迫力のステップを披露した山隈) 


 堀義正(商2=新渡戸文化)のFSのプログラムは自ら編曲した『美女と野獣』。序盤にトリプルサルコウ、ダブルトーループの連続ジャンプを決め順調に滑り出す。壮大な曲調に乗せて伸び伸びと演じ切り、総合6位で終了した。


 (写真:『美女と野獣』風の衣装で世界観を表現した堀)


 松井努夢(政経2=関西)はカンフー風の衣装で『カンフーピアノ』を披露した。ジャンプでは少しミスが出たものの最後のスピンではレベル4を獲得。総合7位に入った。


(写真:新たな魅力で見る者を魅了した松井)


 ジュニア、シニア共に優勝することはできなかった今大会。「部の雰囲気として良いものを感じる」(山隈)。明大フィギュアスケート部男子4人で高め合い、さらなる高みを目指す。来週に控える東日本インカレや10月末に控える東日本選手権で悔しさを晴らしてほしい。

 

[堀純菜]


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