対抗戦連勝 青学大戦を上回るトライ数で立大を下す/関東大学対抗戦

ラグビー 2021.09.19

 台風にも負けず、1戦目を上回るトライ数で勝利を挙げる。立大に1トライを奪われるも、前半だけで6トライを奪取。続く後半では自陣の時間も増えたものの、春からフォーカスしてきた勝負のラスト20分を勝ち切り、相手をノートライに抑え68―7で連勝を飾る。

 

◆9・18 関東大学対抗戦(アースケア敷島ラグビー場)

▼対立大戦

 〇明大68{40―7、28―0}7立大

 

 前回の反省を生かす試合だった。前半開始3分、敵陣22メートルラインでのラインアウトからモールを組み、前へ前へと押し込むと、最後はフッカー田森海音(政経4=長崎北陽台)がトライを決める。「課題のラインアウトモールを武器にするため、この1週間で修正した」(田森)。12分の右センター江藤良(文4=報徳学園)のトライも、ラインアウトを起点にしたアタックから生まれる。続く15分には、相手ボールを奪った江藤のゲインから、クイックテンポでアタックラインを上げてゆく。左センター廣瀬雄也(商2=東福岡)のロングパスを受けた右ウイング西川賢哉(政経2=桐蔭学園)が相手ディフェンスに止められると、すぐさまサポートが入りラックが作られる。「前が空いていた」(スクラムハーフ飯沼蓮主将・営4=日川)。そのまま飯沼が持ち出しグラウンディングし、点差を広げる。「おとといから合わせて準備してきたことだった」(江藤)。こう振り返るのは、22分のプレー。敵陣10メートルラインのラインアウトを成功させると、右へ開いたナンバーエイト福田陸人(法4=国学院栃木)が江藤へボールをタイミングよくワンパス。そして、ハンドオフで相手を押しのけゴールラインへ飛び込んだ。直前に奪われたトライにやり返す形となった。最終的に前半だけで計6トライを挙げ、40―7で前半を折り返す。

 

 天候が右肩下がりになり、迎えた後半。開始6分、敵陣10メートルライン付近でのスクラムからショートサイドを突く。スタンドオフ伊藤耕太郎(商2=国学院栃木)から左ウイング松本純弥(政経4=佐賀工)へ。1対1の場面も制し、グラウンディングする。続く10分にも松本純がハーフウエーラインでのインターセプトに成功し、独走トライ。良いアタックが続いた。しかし、その後はノックオンやパスミスが続き、なかなか得点につながらない厳しい時間が訪れる。それでも、28分に再びセットプレーから流れをつかむ。ハーフウエーラインあたりでのスクラムを起点にパスをつなぎ、廣瀬が相手のディフェンスラインのスキを突き突破を図る。「良い形で僕にボールをつないでくれた」(フルバック安田昂平・商1=御所実)とサポートに入った安田が、対抗戦初トライを決めた。以後、再び厳しい時間が訪れるも、なんとか無失点に抑え、最終スコア68―7でノーサイドを迎える。

 

 「通常よりも前にタッチに出してくれたので攻めやすかった」(飯沼)。高いコンバージョンキック成功率と伸びるタッチキックで得点に貢献した廣瀬。今回プレーヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれたものの、自身のプレーにはまだまだ反省が残るという。「うまくアタックラインをオーガナイズできずに明大のアタックを展開できなかった」(廣瀬)。スタメンで迎える2度目の勝負の秋。「彼はもっと良いプレーヤーなので次はしっかり修正してほしい」(飯沼)と先輩からの期待も大きい。きっと同じくらいプレッシャーもかかっているだろう。それでも「廣瀬がキャリーをするときは、しっかり前に出るという強い意志を感じられた」(江藤)と成長の歩みが止まることはない。悔しさをバネに〝前へ〟進み続ける彼の今後のプレーに注目だ。

 

[堀之内萌乃]


試合後のコメント→


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