王者に好戦するも早大に1-3で敗戦/春季関東大学1部リーグオープン戦

バレーボール
2021.07.03

 今回の相手は格上・早大。序盤は食らい付き第2セットを取るも相手の盤石なディフェンスに思うようなプレーをさせてもらえず1-3で敗戦を喫した。

 

◆7・3 春季関東大学男子1部オープン戦(会場名非公開)

▼7・3 対早大戦(会場名非公開

 明大1{23―25、25―22、18―25、15―25}3早大○

 

 

<スターティングメンバー>(ローテーション順)

MB金田晃太朗(政経1=駿台学園)、OP安井恒介(政経3=市立尼崎)、OH工藤有史(政経2=清風)、MB三輪大将(政経4=高川学園)、S大崎世惇(文3=高知)、OH澤口将太郎(法2=札幌藻岩)Li武田大周(商2=松本国際)

 

4セット目

S大崎世惇(文3=高知)⇆S神園洋(法3=札幌藻岩)

 

 序盤はお互い譲らない展開になった。明大は今年度からセッターが変わり「コンビが合わないことが多い」(工藤)。連携がうまくいかず中々決めきれない場面が続き、第1セットは早大に先取される。しかし、「コンビで厳しい場面もあったが、スパイカーがカバー出来た」(三輪)。細かいミスはあったものの早大相手に互角の戦いを見せ、第2セットを取り返し良い雰囲気のまま前半を終えた。

 

 しかし、迎えた第3セット。相手の強烈なサーブに崩され、思うような攻撃の形を作れず序盤から連続失点を許す。それでもエース三輪のブロックの上から打ち抜く速いセンターからの攻撃や、今年度からOPに転向した安井の力強いスパイクで粘るも、ディフェンス力の高い早大に拾われ長いラリーをものに出来ず。後のない第4セット。「無駄なセットにしてしまった」(武田)。セッターが変わり踏ん張りたいところだったが、自分たちのミスで連続失点。その後も流れに乗れず、じわじわと点差が開き最後は相手のレフトからのスパイクが決まり試合終了となった。

 

 今試合は自分たちのミスからリズムを崩し、流れを変えられないまま敗戦。「つなぎの部分で負けた」(安井)。ディフェンス面での弱さとコンビ間の連携が課題として見えた試合だった。しかし「試合の中で成長していきたい」(工藤)。今年度の明大は始まったばかり。残りのオープン戦では明大らしいバレーで勝利をつかみたい。

 

[入谷彩未]

 

試合後のコメント

三輪

――上林さん(令3・法卒)が卒業してからのコンビはいかがですか。

 「合わないトスが結構増えてきているので、試合を通じて合わせていきたいと思います」

 

安井

――今年度からポジションが変わりましたが、その辺りの影響はありましたか。

 「サイドになってからあまり時間は経っていませんが、OPを任されたからにはチームが苦しいときに決めないといけないですし、頼られるように全カレまでの半年間頑張ろうと思います」

 

大崎

――今後に向けての課題はいかがでしょうか。

 「攻撃面は僕の個人的な技術が関係しているので、どんどん伸びていくと思います。チームとしては、ブロックとレシーブの関係であったり、ブロックが触ったボールを大事につなげるというディフェンスの方を磨いて行きたいと思います」

 

武田

――ご自身がチームを鼓舞していきたいとおっしゃっていましたが、今年度のチームはどんな雰囲気ですか。

 「若い2、3年が多いので、その分自分たちはコートの中で若さを出して、雰囲気とかを盛り上げていきたいなと思います」