相次ぐアクシデントで三種目総合優勝逃す/関東学生三大大会

馬術 2021.06.29

 予期せぬアクシデントが重なった今大会。障害では優勝を目標に挑んだものの、2位という結果に。総合でも5人馬のうち3人馬が棄権、失権となり結果は5位。三種目総合では昨年度に引き続き2位となった。

 

◆6・24~27 関東学生三大大会(山梨県馬術競技場)

▼第56回関東学生賞典障害飛越大会

▽個人

 4位 白石〈カルロッタM〉

 5位 鹿戸〈オーロラボレアリスM〉

 7位 村上〈パトリシアM〉

※高橋〈プライムローズM〉は失権

 原〈アクレイラスM〉は棄権

▽団体

 2位 明大

 

▼第56回関東学生賞典馬場競技大会

▽個人

 14位 古川〈明紫〉

 15位 高橋〈明桑〉

 29位 石川〈プライムローズM〉

 34位 白石〈パトリシアM〉

▽団体

 6位 明大

 

▼第72回関東学生賞典総合大会

▽個人

 5位 高橋〈明鳳〉

 6位 石川〈パトリシアM〉

※鹿戸〈プライムローズM〉、原〈明輝〉は失権

 白石〈カルロッタM〉は棄権

▽団体

 5位 明大

 

▼三種目総合

 2位 明大

 

 初日の障害では、六大学対抗戦で活躍を見せた鹿戸雄翔(農3=江戸崎総合)と白石侑也(商2=江戸崎総合)は4位、5位と健闘した。しかし、高橋義明主将(政経4=京産大付)とプライムローズMの2度の反抗による失権が響き、団体では2位。優勝を目指していただけに悔しい結果となった。明大が不得意とする2日目の馬場でも昨年度より順位を落とし、6位にとどまった。

 

 3日目から始まる総合で巻き返しを狙った明大。しかし、競技直前にカルロッタMがケガを負い、絶対的レギュラーの白石は棄権に。さらに、馬場では原一晴(営2=水戸農業)が、クロスカントリーでは鹿戸が失権。鹿戸について、「焦って走って失権してしまった」(佐藤五志監督)。5人馬のうち3人馬が結果を残せず、窮地に追い込まれる展開に。だが、ここで主将の高橋は引退が近づく相棒・明鳳と共に安定の強さを見せる。クロスカントリーでは規定タイムの4分18秒ちょうどでゴール。「馬に助けられたという走行だった」(高橋)。障害も減点ゼロで終え、息の合った走行を見せた。また、石川傑(農2=北海道浦河)も障害を減点ゼロで乗り切り、団体の結果に大きく貢献。「5人の中の4人目のつもりで出したのに、逆に期待を裏切って頑張ってくれた」(佐藤監督)。白石をはじめ、2年生の今後の活躍にも期待がかかる。

 

 馬のケガなど、動物を扱う競技だからこその課題が浮き彫りになった。一方、選手からは「馬に助けられた」という声も。「今回のミスを反省して練習を積んで良い成績を残せるようにしたい」(高橋)。人馬一体となって11月の全学でのリベンジを誓う。

 

[春木花穂]

 

試合後のコメント

佐藤監督

――今大会振り返っていかがでしたか。

 「予期せぬアクシデントがあったこともあって、当初目標としていた成績が取れなかったので、注意していてもし切れない部分もあるのですが、全日本に向かって馬のケアをしてやっていきたいなと思っています」

 

――高橋選手と明鳳のコンビはいかがでしたか。

 「最近いろいろなことで成績が振るわなくて、落馬したり転倒したり明鳳と高橋のコンビについても本人自身も不安を抱える部分があったと思うのですが、今回の試合で明鳳が前と変わらぬパフォーマンスができる馬だと感じたと思うので、全学に向かっていい材料かなと思います」

 

高橋主将

――クロスカントリーについていかがでしたか。

 「本当に馬に助けられたというのが一番で、4秒18秒が制限タイムで4秒18秒だったので、馬が本当に1回スイッチ入ったら、僕が踏切を外してしまったところも4カ所ぐらいあったのですが、自分から食いついてくれて本当に乗っていてすごいなと思わせるぐらいでした。今日は僕はあまりエスコートできなくて馬に助けられたという走行でした」

 

――次の大会に向けて意気込みを教えてください。

 「障害が本当に情けない結果で、主将としてもっといい成績を残してみんなを引っ張っていけたらよかったです。総合も結果的に見れば5位だったのですが、馬場でも少し点数を取れれば3位、もっと言えば優勝も狙っていけるところだったので、まず個人で半年ほどしっかり今回のミスを反省して練習を積んでいい成績を残せるようにしたいです」


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