福島 本領発揮できず5位に終わる/全日本選抜選手権

レスリング 2021.06.27

 数々の大会が中止や延期になり、今年度初の大会となった明治杯全日本選抜選手権。大会3日目には明大唯一の女子部員である福島宇美(営4=安部学院)が登場した。初戦を接戦で制したものの、続く準決勝、3位5位決定戦に敗北。5位という悔しい結果に終わった。

 

5・27~30 全日本選抜選手権(駒沢体育館)

[女子]

▼68キロ級 

 福島――5位

 

 初戦の対戦相手は母校の後輩である藤倉優花(安部学院高)。第1ピリオド1分55秒に相手のパッシブで先制すると、続く第2ピリオド1分19秒にもう1点追加点を獲得。残り40秒で自身もパッシブを取られたものの、何とか点差を守り切り、2―1で初戦を突破した。

 

 迎えた準決勝はインカレ優勝経験のある宮道りん(日体大)が対戦相手。「初戦でもう普通の大会で出せる体力を出し切っていた」。39秒でバックをとられ相手に先制を許すと、その後も守り切ることができず0―10のテクニカルフォール負けに終わる。続く3位5位決定戦でも、対戦相手の平井かえで(育英大)に先制され、なす術もなく0―6で第1ピリオド終了。第2ピリオドは開始30秒でバックを奪われるとそのままローリングで4点を取られ、0―10で2度目のテクニカルフォール負けを喫し今大会を終えた。

 

 大会開始前から「減量バテでもう今回は勝てないと覚悟を決めていた」という福島。そんな彼女の今年度の目標は「(レスリングを)楽しむこと」だと言う。3歳から始めたレスリングとの付き合いは19年目。人生のほぼ全てをともに過ごしてきたレスリングに、今年度でけじめをつける。「悔いが残らないように」。今回のような納得のいかない結果は2度と繰り返さない。長いレスリング人生を笑顔で締めくくるため、この1年を走り切る。

 

[向井瑠風]

 

試合後のコメント

福島

――5位という結果の率直な感想を聞かせてください。

 「率直な感想としては、今回結構減量しました。その減量方法というのが自分に合っていなかったです。減量方法というか自分の体調と減量がうまく合わなくて、すごくギリギリまで苦しみました。なので、体力的にも普段より落ちてしまって、普通に納得のいく結果ではないですね」

 

――減量がうまくいって体調もいい感じにかみ合っていれば、もっといい結果を出せたと思いますか。

 「個人的には、3位決定戦と準決勝はいつも通りいけていたら勝てていた相手でした。点数も0―10で負けてしまってタラレバを言うのも恥ずかしいし、何か言えるわけではないのですが、負ける相手ではなかったです。自分でこうやって言ってしまうと言い訳にしか聞こえなくて恥ずかしいですが、悔しいというよりかは減量さえうまくいっていればという感じです」

 

――悔いが残らないように、というのは昨年度の練習があまりできず大会も開催されずという環境が影響していたりしますか。

 「そういったことはないです。昨年度も結局練習できるときはできていたので、特に練習ができなくて悔いが残らないようにというよりかは、私レスリングを20年ぐらいやっています。3歳からやっていて、今年22歳なのでおよそ20年やっているのでけじめをつけようかとなり、卒業と同時に引退しようかなと心の中では思っています。だから悔いが残らないようにやるっていう感じです」

 

――レスリングの魅力を教えてください。

 「今のレスリングは結構変わってしまっていて、技も現代になればなるほどいろいろな技が出て複雑になってくるのですが、自分が知っていた頃というか自分が習った時のレスリングはすごい正統派です。タックルで倒して抑える、投げて抑える、今みたいにいろいろな技で抑えるというより基本ができていれば絶対に強くなれる形でした。日本のスポーツで言ったら柔道と一緒です」


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