関東大学春季対抗戦後インタビュー/榎本剛之監督

ゴルフ 2021.06.12

 5月に行われた関東大学春季対抗戦。男子は最下位と悔しい結果に終わったものの、女子は3位入賞を果たし、全国への切符をつかみとった。今回は総括として榎本剛之監督に事後インタビューを慣行。今大会の振り返りにとどまらず、ゴルフ部の現状、今後どのようにして感染症と向き合っていくべきなのかに対する考えも伺った

 

※この取材は5月25日に行われたものです。

 

――関東女子大学春季対抗戦(女子部)・関東大学春季対抗戦(男子部)、それぞれの振り返りをお願いします。

 「女子については、3位以内をいつも目標にしています。関東優勝したかったですけども、3位以内に入りまして、全国大会の切符を手に入れました女子は人数少ない環境で、プレーしている中、みんな頑張ってくれたと思います。男子については5年ぶりにBブロックに落ちてしまいました。それもかなり差がついてのことなので、惜しかったも何も関係ないです。今回は入替戦もなく、昇格チャンスがないですから秋季対抗戦で、必ず戻れるようにしてほしいです」

 

――上級生はプレッシャーも感じるようになるのではないでしょうか。

 「明大はまさに毎年そういう感じになっております。上級生になると自分たちが良いスコアを出さなきゃいけないというプレッシャー、何か役職に就けばプレッシャーもありますし、すごく課題です。あと明大はプロ志向の子はあまりいないので4年生になると就職活動に重点を置いていて、ゴルフがどうしても疎遠になることもあります。勉学を言い訳にしてしまったらキリがないですけど、そうしたこともあります」

 

――ベクトルがなかなかそろっていないということでしょうか

 「一人一人目標が違うので。プロを目指してる子は4年生になったら更にモチベ-ションが上がりますよね。ですが、プロを目指していない子は卒業に近づけばモチベーションが下がることもあると思います。だから各自でかなり差が出ているのが現状ですね」

 

――主将それぞれの成長はいかがでしょうか。

 「花渕(営4=千葉学芸)は1・2年時に凄まじい成績を上げて、プロを目指しています。2週連続でプロの試合に出ていて頑張ってますが、現在調子は悪くて、うまくいっていない面もあると思います。男子の伊藤(商4=千葉経大付属)は下級生の頃は一番安定する選手でした。それがやっぱり今年の4年で成績が出ていないのは、彼がゴルフから離れているんじゃないかと思っています。彼は普通に就職活動をしているので。かたやプロ、かたや就職。でも2人とも数字が出なかったので、やはり重圧が影響しているのだと思います」

 

――今大会は無事、開催に至りましたがいかがでしょうか。

 「もちろん開催していただけたことには感謝しています。今年になって、連盟とも話し合ったこともありましたが、あまりにも神経質になっていて、本来の目的を忘れている面があると思います。PCR検査などやるべきことをやったにも関わらず、現場に1人しか入れない、食事も一緒にしちゃいけないなど、学生に負担をかけ過ぎていまして。屋外で開催して、密でもないのにここまで厳しくすることはないんじゃないかなと。学生のモチベーションが下がってしまっているのではないかということは、未だに思っております」

 

――プロゴルフでは日本人の活躍もめざましく、大学ゴルフが注目されるチャンスではないでしょか。

 「まさにそうだと思います。それなのに大学のゴルフの試合が、ここ数年あまりにも盛り下がっているので、この機会はモノにしてほしいです」

 

――今後の展望をお願いします。

 「もちろん女子については結果が出ているので、これから常に優勝を目指す部にしていきたいですから、まずは学校の協力が必要で、すなわちスポーツ推薦の人数増加です。女子にも部員を入れたいですけど、女子の方が少ない人数で戦っていて、エントリー人数が少ないために、それで、男子を多く採ってしまう。だから今は2人男子、女子1人ですけど、これではどちらも厳しいと。大学には声を大にして言いたいです。男子に関してはゴルフもそうですけど、部として締まりを求めます。最低限の集まりをして、意識を高めて欲しいです。ゴルフは個人別で分かれて練習していますけど、体育会としての意識を強めて欲しいと思います」

 

[市瀬義高]


関連記事 RELATED ENTRIES

定期購読・新聞購入のご案内 クレジット決済による定期購読