第4Qに怒涛の追い上げ 法大に2-1と辛勝/関東学生春季1部リーグ戦

ホッケー 2021.05.03

 序盤は厳しい展開が続いた。PC(ペナルティーコーナー)を1本も獲得することができないまま前半を終え、第3Qには先制を許すなど、試合の流れは法大寄り。しかし、第4QにFW三松勢矢(営2=今市)が得点すると徐々にペースを取り戻し、試合終了2分前にMF森紘之(法4=天理)の追加点で逆転勝利となった。

 

◆関東学生春季リーグ1部戦

▼5・2 法大戦(八幡山グラウンド)


明大2

0ー0


1法大

0ー0

0ー1

2ー0

得点

4Q

3分

三松勢矢

FG

4Q

13

森紘之

FG

 

 初戦の一橋大戦、次戦の早大戦に勝利し迎えた法大戦。今までの両試合では序盤から先制して流れをつくっていたものの、今回はそううまく試合を運べなかった。「立ち上がりから苦手意識のある法政に対して軸になる4年生が冷静さを欠いており、あまりいいゲームができていなかった」(小池文彦監督)。PCを得られなかったり、軽い反則で一時退場者を出したりと、明大がペースをつかめない時間が続いた。それでもなんとか無得点に抑え、拮抗(きっこう)した状況のまま前半は終了。先制点を取りたい明大だったが、第3Qに法大に先制を許してしまう。その直後に再度一時退場者を出し、今試合初のPCの機会も失敗してしまうなど、試合の流れは完全に法大に傾いたかと思われた。

 しかし、そのまま試合を終わらせないのが王者の貫禄だ。「今まで練習試合でもこうした苦境の中で接り勝ってきた自負はあったので、極端な焦りとかはなく自信を持ってできた」(DF大嶋鴻太主将・商4=今市)。その言葉通り失点後は大きなミスなどもなく、第4Q3分に三松が得点を決めると、明大は本来のプレースタイルを取り戻す。そしてその勢いのまま13分に森が追加で得点を決め、逆転勝利を果たした。

 

 次戦の相手は慶大。「先制点を取られてしまった時や自分たちがやりたいことができない時に、いかに自分たちのマインドやプレーを取り戻すかというところがカギになってくる」(大嶋)。明大が真に目指すのは春季リーグの先にある大学王座優勝。目標に向け着実に歩みを進めていく。

 

[向井瑠風]

 

試合後のコメント

小池監督

――慶大戦に向けて行う練習はありますか。

 「うちは大学王座決定戦の頂点を目指してるので、また体力強化から始めていこうかなと思います。リーグ戦慶應戦は勝って、相手は次の山梨なので、そこを見据えた試合をしていかないといけない。全国レベルである山梨とやって優勝して王座に向かいたいです」。

 

大嶋主将

――次への意気込みをお願いします。

 「今日はかなり競った試合になってしまったんですけど、グループリーグ1位で突破できたという結果に関しては自信が出てきました。1年生もかなりチームに溶け込んできているのでさらにそこを高めつつ、今日みたいな試合でのマインドセットとか自分たちがやってきたことを発揮するということをもう少し詰めていかないとリーグ優勝や王座は難しいと思うので、そういったところをもう一度意識してやっていきます」。

 

――次戦のために今回の試合を踏まえて対策することはありますか。

 「慶應戦だと今回立ち上がりが悪かったのでそこは直して、あとは慶應はかなり打ち込みが多いチームなので、そういったところで守備からもっと点をとれるように、攻撃のところを意識したいと思います」。

 

三松

――ご自身の得点シーンを振り返っていかがですか。

 「相手の足が後半に止まってきて攻めやすくはなっていたので、そこで大岡(政経2=今市)がいいボールを出してくれました。混戦の中で決め切れたのは良かったです」。

 

――次の試合に向けて意気込みをお願いします。

 「今回自分たちのホッケーができなかったという反省点があるのでそこを改善しつつ、自分はFWなので得点とかアシストを狙っていければなと思います」。


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