法大初戦 勢いつかめず2-8で敗北/東京六大学春季リーグ戦
春季リーグもいよいよ折り返し。迎えた法大戦は先制点を獲得したものの、即座に勝ち越しを許してしまう。そのまま主導権を渡したまま、2-8と大きく点差を付けられ敗北した。
◆4・3~5・23 東京六大学春季リーグ戦(早大東伏見グラウンド他)
◆5・1 対法大戦(早大東伏見グラウンド)
明大2―8法大〇
法大戦 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
計 |
法大 |
0 |
0 |
0 |
4 | 2 | 0 | 0 | 1 |
0 |
8 |
明大 |
0 |
0 |
1 |
0 |
1 |
0 |
0 | 0 |
0 |
2 |
序盤はかなりの接戦だった。明大の先発はエース・高島泰都投手(法4=滝川西)。3回表までは持ち前の剛速球を生かして相手にプレッシャーをかけ、無失点で抑えた。そして3回裏、1死三塁の場面で齋藤悠貴(農3=桐蔭学園)が一塁方向へ打つと、一塁手のファンブルによって三塁走者が帰還。「先制点の取り方は良かった」(谷口秀人主将・営4=広陵)と好調な滑り出しを見せた。
しかし、その直後の4回表。いきなり出塁を許すと、そこから相手が着実に打線をつなげて、一気に4点を奪われてしまう。「単調に攻めすぎて打たれた」(高島)。5回表でも2点取られたものの、裏の2死一、二塁の場面、永井克樹(営3=広陵)の左適時打によって何とか1点を返す。この流れを続けるために、ベンチの選手陣も声を出して気を張るも逆転叶わず。最終的に2-8で完敗を喫した。
法大との力量差について「投手力と打力、全て」と語った谷口主将。確かな実力差があるものの、諦めるにはまだ早い。立大戦でも見せた粘り強さこそが明大の強み。逆転を狙いに、2回戦も全身全霊で白星を取りにいく。
[金内英大]
試合後のコメント
谷口主将
――チームメイトと何を話しましたか。
「終盤になってからは、勝ち負けもあるけど明日もあるので、明日につながる攻撃をしようと話しました」
――2回戦への意気込みをお願いします。
「一緒のことをやっても法大には勝てないので、勢いやノリで勝つためにも、勢いをつけていきたいです」
高島
――本日の投球の感想をお願いします。
「1、2、3回は抑えられてはいたんですけど、相手も簡単に終わらずに、2死からでもランナーを出されて流れに乗り切れなかった部分がありました。もうちょっと入りとか気をつけて投げていたら良かったかなという感じです」
――明日の法大戦を落とすと、法大の優勝がほぼ確定してしまいます。
「明日も自分が先発するんですけど、今日と同じピッチングをするようではダメなので、今日できることをやって明日に備えたいと思います」
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