インカレ事後取材 宇都宮愛樹・佐藤大地・村上光起

相撲 2020.12.29

2020年度最後の大会が幕を閉じた。12月6日に行われた全日本選手権。今年は新型コロナウイルスの影響で公式大会の多くが中止となり、今大会が4年生にとっては学生最後となった。今回は大会に出場した3選手のインタビューをお届けする。

(この取材は12月23日に行われたものです)

 

主将:宇都宮愛樹(政経4=野村)

――すべての大会が終わった時、どのような心境でしたか。

 「Aクラスで1勝もできなかったので、とても悔しい気持ちでした」

 

――団体戦では大将としての出場でしたが、どのような想いで臨みましたか。

 「大将はほとんど経験がなく、また、学生最後の大会ということもあり、オーダー発表の瞬間から試合が終わるまで2週間ほど緊張が切れることはありませんでした。しかし、経験上あまり緊張せず試合に出場すると大体悪い相撲をとりあっけなく負けることが多かったので、緊張すればするほど、自分の相撲が取れると自分に言い聞かせて当日に臨みました。また、前の試合で勝敗が決まっても、雑な相撲を取らずにどのような場面でも2―2の大将戦だと考えて臨みました」

 

――この4年間、自身の中で最も成長できたと思うのはどのような点ですか。

 「リーダーシップだと思います。稽古中、調子があまり良くなく悩んでいる学生にアドバイスするのは元々していましたが、学生のことを考えると、最高学年になった時にアドバイスをしてくれる先輩はもういないので、自分で考えなければなりません。そのため、あえて簡単にアドバイスするのではなく、考える時間を与え、それでも良くならない時に声をかけるようにしました。また、試合ではみんなに気を配り、次どうしていくかなど聞き、声をかけ続けました」

 

――明大の相撲部で過ごした4年間はどのようなものでしたか。

 「下級生の時は、先輩に追いつきたい一心でガムシャラに、上級生になってからは、後輩には負けられない、主将になってからは、いいチームを作るために一生懸命でした。私生活でも、優しい先輩や真面目な先輩、ストイックな先輩、面白い後輩、真面目な後輩、そして頼れる同級生と生活ができて楽しかったです。先にも後にもこれ以上充実した四年間はないと思います」

 

――来年の新チームに向け、後輩たちへの想いをお聞かせください。

 「来年は全ての大会でBクラススタートとなります。しかし、これ以上、下はないと考えこれからは上に上がることしかできません。支えてもらっている方への感謝の気持ちを忘れず、また、明大相撲部に入部した時の初心を思い出し、残された時間を大切にして頑張ってください」

 

二陣:佐藤大地(政経4=埼玉栄)

――最後の大会、自身の中で振り返り、どのような想いがありますか。

 「最後の大会、そして人生最後の試合になるので思うところは色々ありました。しかし、やることはひとつなのであまり考えないようにしていました」

 

――引退が決まった時、どのような心境でしたか。

 「決まったときはあまり実感がありませんでした。終わった、という気持ちはありましたが、それも時間が経って強くなりました」

 

――例年とは違う1年でしたが、自身の中での苦悩などはありましたか。

 「色々ありましたが、皆状況は同じだったのでそこはあまり考えずにその時できることをしていました」

 

――この4年間で成長した点を教えてください。

 「相撲の核である、心・技・体のすべてにおいて、成長、勉強させていただきました」

 

――明大の相撲部で過ごした4年間はどのようなものでしたか。

 「本当に色々ありますが、一言で言うならすごく楽しかったです」

 

――来年にむけ、後輩たちへの想いをお聞かせください。

 「終ってみた自分等からしたら、とても短い学生生活なので、存分に楽しんでほしいです」

 

交代:村上光起(政経3=尾道学園)

――来年に向けて今の想いを教えてください。

 「4年生が引退した今、来シーズンは全ての大会でBクラススタートとなり、自分達の代でAクラスへ復帰をする事を目標にしています。その為には、チームとしても個人としてもレベルアップが必要だと思っています」

 

――3年生から見て、4年生の背中はどのようなものでしたか。

 4年生は常にチームの事を考えており、目標とする存在でありながら越えなければならない存在でした」

 

――今年度の結果を踏まえて、自身の中での評価はどうですか。

 「今年の大会は、稽古不足が如実に現れていたと思います。より一層、1回の稽古に対するベクトルを自分達に持ってくる必要があると感じています」

 

――今年は団体戦の交代としての立ち位置でしたが、個人または団体として、来年の目標を教えてください。

 来年は、個人としても団体としても、チームの勝利に貢献できる選手に成長したいと思っています」

 

――今年の結果を踏まえて、どのような部分を伸ばしていきたいですか。

 「今年の反省としては、他の大学に比べるとフィジカルで負けていると感じているので、体重増加をして、立ち合いで優位になれるようにしたいです」

 

――来年への意気込みをお聞かせください。

 「大学ラストイヤーを嬉し涙で終わることのできるよう、チーム全員で同じ目標に向かって稽古していきたいと思います」

 

――ありがとうございました。

 

[野口優斗]


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