慶大に敗れるも新記録達成/関東学生1部リーグ戦

アーチェリー
 春の暖かな日差しの中行われた第2戦。対戦校の慶大は定期戦などで何度も対戦している相手だ。強豪相手の試合だが、先週の芝浦工大戦後「来週の慶応もいけるかもしれない」(森・理工3)と自分たちの調子に手応えを感じている様子だった。

 卒業生も見守る中、本学は終始明るい雰囲気で慶大に挑んだ。慎重に的を射抜いていく選手、その的を確認しながら「ちょっと元気ないよ」「よっしゃです!」などと指摘・声援を送るほかの部員。点数確認後は得点を叫んで好成績を喜び合う。部が一丸となって重ねた得点は、先週、さらに昨年をも上回る本学最高スコアの3774点をマークした。

 たたき出した高スコアに、選手たちの表情は明るかった。結果は惜しくも25点及ばず敗北を喫したものの、試合後には胴上げ。「今日の勢いで3800点を取る」(近藤・法3)と沈む様子もなく意気込んだ。

 後半に調子を上げてくるというアーチェリー部。2戦目にして本学最高スコアを刻んだ彼らは、残りの試合どれほどの活躍を見せてくれるのだろうか。次戦は強豪・拓大戦。このスコアをさらに塗り変える勢いで、高記録だけでなく勝利も射抜いてほしい。

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