サドンデスまで続いた激闘 山梨学大破り2季ぶりV!/関東学生秋季1部リーグ戦

ホッケー 2020.11.24

 決勝は宿敵・山梨学大とのカード。SO(シュートアウト)戦のサドンデスまでもつれた激闘を制し、見事優勝を飾った。

 


 1点ビハインドで迎えた4Q。開始直後にFW三松勢矢(営1=今市)がサークル中央で振り抜き同点に。「流れを作ってくれた」(小池文彦監督)。山梨学大の牙城を崩せずにいた中、勢いをつけるには十分だった。同5分、村井巧(法3=天理)からFW加藤大椰(文3=今市)へボールが渡る。「練習から仲のいいホットライン」(加藤)。瞬く間に逆転に成功。試合は決まったかと思われた。しかし終了間際にPC(ペナルティーコーナー)からまさかの失点。勝負はSO戦に持ち込まれた。

 

(写真:同点弾を放った三松)

 

 波乱の展開は、SO戦でも続いた。規定の5人勝負では決着がつかず。緊迫の状況にも「勝つしかない」(MF鵜飼聡太・政経4=丹生)。思い返せば、今月初頭のインカレ3位決定戦もSO戦の末での勝利。負けるはずがなかった。迎えたサドンデス、先行をGK野井辰真(法4=天理)が封じると、鵜飼にスティックが託される。「得意のターンでいった」。ゴールに吸い込まれるのを見届けると同時に、全力で両手を突き上げた。4Qで2-2、SOは5-4。激闘のピッチに、最後まで立っていたのは明大だった。

 

(写真:鵜飼(中央)は大会MVPに選出された)

 

 昨年の春季以来、2季ぶりのリーグ制覇。「自分たちの代で優勝できるとは思わなかった」(DF橋本岳樹主将・文4=山梨学高)。チーム全員が歓喜に湧いた。今年も残す大会は12月3日より開幕する全日本選手権のみ。インカレ3位の明大は、社会人の強豪クラブ・Liebe栃木と初戦で激突する。「全身全霊をかけて挑む」(野井)。最終決戦へ、態勢は万全だ。

 

[高野順平]

 

試合後のコメント

小池監督

――試合を振り返っていかがでしたか。

 「相手もタイトルを取れてないので、優勝するという気持ちが強かったと思います。その中で、少ないチャンスをものにできたのが大きかったです」

 

――今年初めてのタイトルです。

 「色々ありましたけど、嬉しいことは嬉しいです。まだ試合が残っているので、あと一週間、全日本に向けて課題を克服していきます」

 

橋本主将

――橋本さんをはじめ、4年生にとっては最後のリーグ戦でした。

 「何より楽しかったです。ずっと。最近はコンディションも良くなくて全然上手くいかず、自分はなにもチームに貢献できてないなと思っていました。そういう面で今日は自分がチームを引っ張ることができてよかったです」

 

鵜飼

――大会MVPの獲得、おめでとうございます。

 「超嬉しいです。こういった賞貰えるのが本当に初めてで、純粋に嬉しいです。天にも昇る気持ちですね(笑)」

 

野井

――全日本選手権への意気込みをお願いします。

 「自分たちより格上のチームばかりで、とても厳しい戦いになると思いますが、全身全霊をかけて挑みます」


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