女子総合インカレ3連覇! 男子は一歩及ばず2位/日本学生選手権

射撃 2020.11.17

 今年も日本の頂点に君臨した。女子はAR(エアライフル)とSBR(スモールボアライフル)両種目で1位。完全優勝を果たし、3連覇という偉業を成し遂げた。男子はライバルとする日大に敗れ、惜しくも2位に終わった。

 

◆11・12~15 全日本学生選手権(長瀞射撃場)

▼男子総合

明大――2位

▼女子総合

明大――1位

 

[男子]

 10月に行われた関東学生秋季大会に続き、2位にとどまった。昨年度王者の日大をターゲットに挑んだ今大会。「本番の地であるここ(長瀞射撃場)に通い、実戦形式で体に染み込ませた」(髙田裕介主将・政経4=致遠館)と、短い練習期間の中であったが、工夫を重ねた。結果として、日大を倒し優勝の夢はかなわなかったが、来季に向けての収穫も多くあった。1年生ながらARのメンバーで出場した大塩勇斗(政経1=足立新田)は、先輩を抑え、チーム最高得点をたたき出した。他にも、芳司健太(商1=佐賀工)ら下級生が多く出場し、高得点をたたき出した。「男子総合優勝という目標を引き継いでいけたら」(髙田)。3連覇の女子に続くべく、来季こそ悲願の優勝へ期待がかかる。

 

[女子]

 一昨年、昨年と連覇中の女子総合。1年生からレギュラーを張る髙橋佳玲(国際4=山形県立南陽)と森本怜花(商4=日大櫻丘)を筆頭に歴史を作り続けている。「100周年(※1)に向けて後輩に良い流れが作れた」(髙橋)とAR、SBR両種目で団体優勝を果たし、完全優勝を達成した。髙橋、森本、そして東京五輪に内定している平田しおり(政経3=金沢伏見)ら上級生だけでなく、ARで出場した泉舘玲香(国際1=実籾)、三好愛佳理(農1=仙台育英)の1年生2人も物おじせず実力を発揮。「全員がやるべきところでやれている事実が何よりも素晴らしい」(髙田)と主将も絶賛した。3連覇という最高の形で有終の美を飾った。

 

(※1)来年2021年に、射撃部は創設100周年を迎える。

 

[伊東彩乃]

 

試合後のコメント

髙田

――主将として1年間、部をまとめてきていかがでしたか。

 「4カ月間練習ができなかったので、一人一人どのようなコンディションなのかを確認した状態で、試合でどれくらい撃ってくれるのかを把握することや、コロナウイルスの状況をふまえて、どのタイミングで練習を組むか、その練習を試合にちゃんと生かせるかを組み立てていくのが大変でした」

 

――監督からかけられた言葉はどのようなものでしたか。

 「監督からは、今回はそもそも練習が出来ていないので、自分が好きなように撃てば自ずと点数が出ると仰って頂きました。レギュラーのみんなにも、点数が出なかったらそれは監督の責任ということを言ってもらったことも大きかったです。監督がそう言ってくれるという事は、選手に全幅の信頼を置いてくれていると捉えられたので、その言葉1つでだいぶ気が楽になりました。それが今回の結果につながったと思います」

 

髙橋

――インカレを振り返っていかがでしたか。

 「女子は3連覇がかかっていたので、全員が同じ目標に向かって、1つになって頑張ることができました。森本と2人で引っ張ることができました。森本はライバルであり、一番の理解者というのが同期として表す言葉にふさわしいと思います」

 

森本

――来シーズン以降、射撃部はどんな部活になってほしいですか。

 「3連覇できたことで、どうしても4連覇、5連覇と期待はされてしまうと思いますが、そこをプレッシャーとは感じずに、逆に3連覇できたチームに自分たちはいると胸を張れるように。自分の射撃を向上させ、いい意味で競い合って、お互いに高めていくという雰囲気はこれからも続けてほしいと思います」

 

平田

――インカレを振り返っていかがでしたか。

 「2種目ともレギュラーということで久しぶりに試合に出場して、明治を背負っている感覚がありました。今年は秋関とインカレしかなかったので、緊張しまくりましたけど、しっかりと撃つことはできたと思います」


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