早大を1ー0で完封 再び首位へ浮上!/関東大学1部リーグ戦

サッカー
2020.11.15

 第17節は首位を争う早大との一戦。前半終了間際、佐藤凌のゴールで先制すると、激しい攻防の末、1点を守り切って勝利。リーグ優勝に向け、重要な勝ち点3を積み上げた。

 

 首位攻防戦は前半から激しく競り合う形となった。試合が動いたのは前半終了間際の49分。佐藤瑶からの縦パスに、抜け出した佐藤凌が合わせ見事先制ゴール。「自分たちの形で点を取ることができた」(佐藤凌)。1点リードで迎えた後半、上位対決にふさわしい見応えのある攻防が続いた。終盤にはゴール前まで持ち込まれる場面も増えたが、早大の猛攻を跳ね返し、1−0で勝利を収めた。

 

 「今シーズンの天王山だった」(栗田大輔監督)。7月の開幕から首位を走ってきた明大だったが、前節国士大に敗れ、首位の座から陥落。気を引き締め直し、勝点34と並ぶ早大とのリーグ1、2位の直接対決に臨んだ。絶対に負けられない一戦で「とにかく勝点3につなげた」(須貝主将)。今節勝利したことで、再び首位に返り咲いた。

 

 次節の相手は中央大。負けられない戦いはまだ続く。自力優勝に向けて、目の前の一戦に全力で向かっていく。「あとは明治らしいサッカーをやりきるだけ」(須貝)。次節も勝利に期待したい。

 

[萩原亜依]

 

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試合後のコメント

栗田監督

――試合の振り返りをお願いします。

 「勝点34で並んでいて、今シーズンの天王山だったので、そういう覚悟の上で、今年の大学サッカーの中で一番良いゲームができればと思って臨みました」

 

――勝ち切れた要因としては守備が大きかったでしょうか。

 「そうですね。佐藤瑶や、4年生中心に集中力を切らさずによく守ってくれたと思います」

 

佐藤凌

――ゴールシーンを振り返っていかがですか。

 「佐藤瑶が真ん中から背後にボールをくれて、ボールの長さもちょうど良く、キーパーも出てきていなかったので、コースを狙うというよりは力強く打ちました」

 

須貝

――首位に返り咲きましたが、今後に向けて一言お願いします。

 「自分たちは優勝しか見ていませんし、勝点差を広げて自力で突っ走れば優勝できる形になったので、あとは明治らしいサッカーをやりきるだけです。一戦一戦全力で取り組んでいきたいと思います」