石川、優勝で関東インカレへ弾み/東京六大学大会

競走
1999.01.01
 石川が5日に行われた六大対抗戦の5000メートルで頂点に立った。今年、1部昇格を狙う本学にとって弾みのつく結果だ。

 石川は序盤から先頭集団に加わりレースを展開、競技を優位に進める。そして徐々に後続との差を広げ、トップで終盤まで快走を見せる。一度は他大の選手に抜かれたものの、その後石川は再びトップに立ちそのままゴールした。

 今大会は「試運転で出遅れている人もいれば順調な人もいた」(西駅伝監督)という中で石川は最高の結果を残した。しかし石川は「今日で課題がたくさん見つかった。ここがゴールではないので記録を残すよりも課題が見つかった方が良かった」とさらなるステップアップに意欲を燃やしている。

 今回は一人の選手が1位となった。しかし1部昇格を目指す本学にとって、全選手が最高の結果を残すことが求められる。関東インカレまで残りわずか。チーム力をさらに上げ、必ず1部昇格をつかみとってほしい。