加藤が準優勝の大活躍/全日本大学グレコローマン選手権

レスリング 2020.10.15

 大学レスリングが帰ってきた。今年度全ての大会が中止となってきた中で、初開催となったのは大学のグレコローマン王者を決める今大会。初日は5階級が行われ、加藤万豊(政経3=いなべ総合)が準優勝の好成績を収めた。

 

◆10・15~16 全日本大学グレコローマン選手権(駒沢体育館)

▼55キロ級

 加藤――2位

▼60キロ級

 内田――敗者復活戦1回戦敗退

▼77キロ級

 山崎――1回戦敗退

▼97キロ級

 道免――敗者復活戦1回戦敗退

 

 「リベンジできた」。組み合わせにより、準々決勝からの出場となった加藤。相対するは荒木瑞生(九州共立大)。昨年度の全日本選手権では0―9で負けた相手だ。第1ピリオド1分22秒、早くもピンチが訪れる。パッシブを取られ、パーテレポジションでの攻防へ。それでも「カウンターせず、守り切れた」。相手のチャンスを封じ、失点を1点と最小限に。「あそこで返されなかったことが大きい」。迎えた勝負の第2ピリオドは開始37秒で投げ技を決め、一気に4―1と逆転。その後も攻勢を緩めず、2分を残してフォール勝ち。見事リベンジを果たして見せた。続く準決勝も勢いそのままに7―1で勝ち切り、自身初の決勝へと駒を進めた。

 

 迎えた決勝は、昨年度の全日本選手権同階級で準優勝の塩谷優(拓大)と対戦。「自分から攻めて、パーテレに持っていきたかった」。試合開始から果敢に攻めるも相手を崩すことはできず。2度投げ技を決められ、テクニカルフォールで敗戦。惜しくも優勝は逃した。「今回グレコで良い成績だったので、次はフリースタイルで結果を残したい」。これからの明大レスリング部を引っ張る加藤に注目だ。

 

 明日の2日目には、3選手が出場予定。「4年生はインカレがなくなったが、これから気持ちを切り替えて頑張ってほしい」(小柳義人監督)。グレコローマンスタイルを得意とする佐々木雄大(政経4=野田中央)の活躍に期待だ。

 

[田中佑太]

 

試合後のコメント

小柳監督

――いつ練習を再開しましたか。

 「7月5日ですね。部としてはいったん解散して、基本的には全員帰ってもらって、残ったのは2、3人程度です。解散した間は個人に任せてトレーニングしてもらいました。自粛期間に自分でやっている子はやっていたし、全くやらない子はやらなかったし、その間で何をしてきたのかが重要なポイントです」

 

――加藤選手の活躍はいかがですか。

 「加藤は自粛期間後も出来上がっていましたね。3年生としての意識もあり、2年生とは全然違っていました。今日も1回戦目がヤマ場だと思っていましたが、勝ってくれたので準決勝も順調にいってくれました」

 

加藤

――準々決勝を振り返っていかがですか。

 「昨年度も対戦していてボコボコにされた選手でしたが、あの時は勢いのままやられた感じがありました。今回は落ち着いて自分のレスリングをすれば勝てると思っていて、リベンジすることができました」

 

――準優勝という結果について。

 「今回はくじ運がすごく良くて、元々は3位入賞できれば良いくらいに思っていました。組み合わせを見て、決勝まではいけるかなと思っていて、その通りになりましたね。決勝も実力差はあまりないなと思っていたんですけど、相手にうまくやられてしまいました」

 

山崎然生(営1=いなべ総合)

――今回大学に入って初めての試合ですが、振り返っていかがですか。

 「1回は勝てたので頑張れたかなと思っていますが、2回目の試合が不甲斐なかったです。本命はフリースタイルなので、やっぱりフリースタイルで勝てる選手になりたいです」

 

――準優勝した加藤選手の印象はいかがですか。

 「同じ高校出身の先輩で、リスペクトしています。怖いですけど優しいです(笑)」

 


関連記事 RELATED ENTRIES

定期購読・新聞購入のご案内 クレジット決済による定期購読