
秋季関東大学1部リーグ戦 代替大会 青学大戦後インタビュー
◆10・3~11・1 秋季関東大学男子1部リーグ戦 代替大会
◆10・10 対青学大戦(※会場非公開)
明大0{19-25、20ー25、23-25}3青学大◯
<スターティングメンバー>
(ローテーション順)
OH安井恒介(政経2=市立尼崎)、MB望月太一朗(営1=清水桜ヶ丘)、OP池田颯太主将(営4=松本国際)、OH工藤有史(政経1=清風)、MB溝井健太(商1=洛南)、S上林直澄(法4=東亜学園)、Li武田大周(政経1=松本国際)
2.3セット目
MB望月太一朗(営1=清水桜ヶ丘)⇄OH島波輝(政経4=皇學館)
(※取材体制の都合上、試合後のコメントのみの掲載となります。ご了承ください。)
池田主将
ーー先週との2戦を振り返っていかがですか。
「この代替大会が決まったのが急遽で、僕らが集合したのも8月の終わりくらいで、1ヶ月ちょっとしかなくて、練習もあまりできていなかったんですけど、それでもそういうことを言い訳にしてはダメだと思いますし、試合がある中で、連敗してしまったのは悔しいですし、日頃の練習が足りていないということなので、改善しないとなと思います」
ーー今年は1年生と4年生がメインのチームになりました。
「1年生は優秀な選手が多いんですけど、やっぱり1年生と4年生となると、1年生はやりづらさとかプレッシャーを感じてしまって、申し訳ないなと思います。1年生がどれだけ気持ちよく、思い切りのあるプレーができるような雰囲気づくりをするのが4年生の課題だと思いますし、実際そこができていなくて、先週も今週も1年生が結構硬くて、緊張もあったと思いますけど、4年生の責任かなと思います」
ーー2年前、主将になるかもしれないと話していましたが、現実になりましたね。
「半年くらいなにもしてなかったので(笑)、主将らしいことはまだやっていないんですけど、昨年の小松さんからしっかり受け継いで、チームを鼓舞したりする役目はできないといけないですし、まだまだ未熟です」
ーー池田さん個人としては、先日VC長野トライデンツへの入団が発表されました。
「4月くらいに決めて、オファーをいくつかいただいて結構悩んだんですけど、元々バレーを続けるかどうかも迷っていたので、縁があって続けさせてもらえることになりました。今は大学の試合に集中して、終わったら切り替えて次のステップで活躍したいと思います。長野は高校時代に知った土地でもありますし、高校時代は練習試合とかでお世話になったチームなので、知ってる先輩もいるのでそこが決めた一つの理由でもあります」
ーー今年はどんな試合をしていきたいですか。
「幸いにもこの大会はインカレのシード権とは関わっていないと聞いたので、1年生の経験になればいいなと思いますし、勝ち負けにはこだわりますけど、最終目標はインカレで優勝することなので、そこに向けて徐々にチームの雰囲気だとか質を高めていければと思います」
ーーありがとうございました。
上林
ーー試合を振り返っていかがですか。
「自分たちがやろうとしていたことを相手にやられてしまいました。全部後手に回っていたので、試合内容は散々だったかなと思います」
ーー先行きが不透明な期間はどう過ごしていましたか。
「今年は絶対大会がないものだと思っていたので、なにもやってなかったです(笑)。最後だからやりたいという気持ちはありましたけど」
ーー卒業後もバレーは続けますか。
「バレーはしないです。地元に帰ります。昨年くらいからもうバレーはいいかなと決めていました。小学校1年生からやってきたので(笑)、田舎に帰ります」
ーー最上級生になりましたが。
「昨年は4年生が一人しか出てなかったので、学年が変わっただけで、そんなにやることも変わっていないので、下級生が多いチームだから、あんまり最上級生ということは考えていないです」
ーー今年は1年生と4年生がメインのチームになりました。
「いつも僕が怒ってしまうので。悪い癖なんですけど。今日もちょっと出ちゃって(笑)、それも負けた原因ですね。やっていて楽しいは楽しいですけど、1年生とまだあんまり試合をやっていない分、よめなくて、どれぐらいやれるのかできるのか、悪いときはどれくらいあるのかとか、全然わからない状況で、でも1年生だから期待している部分もあるんですけど、今日みたいにダメな試合があったりとか、練習ではすごく良かったりとかもして。そこが今日は計算できなかったです」
ーー今年はどう戦っていきたいですか。
「2試合負けてしまっているので、試合があればその中で良くしていって、来年は下級生チームになるので、来年のことも考えてつなげていきたいです」
ーーありがとうございました。
[藤山由理]
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