佐久間 大舞台で7位入賞を果たす/第104回日本選手権

競走 2020.10.04

 新型コロナウイルスの影響で10月に延期となった日本選手権。明大からは1500メートルに佐久間秀徳(商3=国学院久我山)が出走した。初出場ながら、トップランナーたちを相手に7位入賞をもぎ取った。

(写真はEKIDEN News様より提供していただきました)

 

 「まだあまり実感がない」。初出場の日本選手権で1500メートル決勝。残り1周の鐘と同時にペースアップした集団の中で、必死に前へ食らいつく。3分42秒57の自己ベストで7位入賞。走りの安定感にさらに磨きがかかったレースとなった。

 

 一方、決勝後振り返って口にしたのは〝位置取り〟の課題だ。「予選決勝と2本とも同じ課題だった」。スタートから館澤亨次(横浜DeNA)を先頭に激しい駆け引きが行われた。集団の中ほどに位置した佐久間は、終盤大きく外から加速することに。「無理やり大外からまくってくるというレースを2本立て続けにしてしまった」。ラストの直線での競り合いがあっただけに、悔しさが胸に残る。

 

 大学から始めた中距離、いつしか日本選手権に出場するまでに力を伸ばしてきた。「インカレで優勝したい。日本選手権で入賞したい。周りからはばかにされるかもしれないですけど」。2年前に少し恥ずかしそうに話したその言葉は、自分を信じ、常に上を目指してきた今、現実となっている。

 次戦は「明大記録更新を狙っている」。フォームや位置取り、レースにおける力の配分方法など課題は山積みだ。さらなる挑戦を続ける姿に、勝利への欲望が止まることはない。

 

[仁科せい]

 

試合後のコメント

佐久間

――予選決勝のレースについて、手応えはいかがでしたか。

 「両方のレースに言えることですが、本当に自分の課題がわかりやすく出てしまったレースでした。その位置取りが下手くそで、最後無理やり大外からまくってくるというレースを2本立て続けにしたので、そこが心残りではあります」

 

――力が出し切れなかったという印象でしょうか。

 「決勝を走り終わった後にもう一つ自分も行けるかもしれないなという手応えはありました」


――今後強化していきたい面は。

 「まだまだ力を付けたいというのはありますが、細かい部分の修正を加えていきたいと思っています。フォームであったり、ラストの力の使い方であったり、小さいところにも目を向けていきたいと思います」

 

――次戦で目指すタイムを教えてください。

 「とりあえずは明大記録を更新したいと思っているので、3分41秒65を切りたいと思っています」


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