男子5年ぶりの王座進出へ チーム力を見せつけろ!/全日本学生男子王座決定戦展望

アーチェリー 2020.09.13

 8月に行われた王座選考会をブロック1位で勝ち抜き、5年ぶりに王座決定戦への進出をつかみ取った。個人戦とは違い、チーム内の合計点で勝敗が決まる今大会。山邑祥次朗主将(営4=甲南)を中心に団体戦をモノにできるか。

 

◆9・15~18 全日本学生男子王座決定戦(服部緑地陸上競技場)

 

 憧れの大舞台・王座に明大男子が戻ってきた。「個人戦とチーム戦は種目が全く違う」(花井大起・政経4=明大中野)。同時期に開催される個人戦のインカレとは違い、王座でカギとなるのはそのチーム力。試合中の技術的な修正力はもちろん、チーム内での声掛けや支え合いなど、多くの要素が結果を左右する。山邑は4年目にして初めての王座決定戦に臨む。「個人というより明治として名前を全国に知らしめたい」(山邑)。新型コロナウイルスの流行による自粛期間で思うように練習ができない中でも、個人選手権本選をチーム1位のスコアで通過。「どんな状況でも結果を出せる存在」(山内俊瑛・理工3=明大明治)と、信頼の厚い主将の活躍に注目だ。

 

 〝史上最強〟を体現する。2015年出場時にはベスト8を記録し、全国の強豪と競り合った。今期掲げる目標は「過去最高の結果を残すこと」(山内)。チームでの練習が再開されたのは8月末と、例年よりも準備期間は短い。また入場制限が掛けられチーム全員で応援に行くこともできない。それでも「出られない選手の思いを無駄にしないように」(田崎裕斗・商3=明大明治)。明大の名を背負って大阪の地で戦い抜く。

 

[村川拓次]

 

取材時のコメント

山邑

――王座決定戦はチーム戦です。

 「予選も個人の点取りの合計ではありましたが、個人というより明治の名前を全国に知らしめたいという思いもありましたし、王座はみんなの憧れの舞台でもあります。それを目標に時間を掛けて自分たちは準備をしてきたのでその成果を出せればと思います」

 

花井

――現在部員を募集中とお聞きしました。

 「アーチェリーの良いところは、大学から始めても全国で活躍できる点です。自分は高校時に競技を始めましたが、もともとフィジカルが強いわけではなく、他のスポーツにある〝体の限界〟に挑戦できるような人間ではありません。しかし集中力といったメンタルの部分で技術的なハンデを補えるのがアーチェリーです。高校時に文化部や帰宅部だったことがハンデにならない、珍しい体育会です。新入生には最初はとにかく競技を楽しんでもらって、点数を追い求めるのは二の次くらいでやってほしいです」

 

山内

――王座選考会では612点をマークしました。

 「実力相応の結果が出せたと思います。自粛期間で本数を打てなかったため、筋力を戻すのが大変でした。家に弓を持ち帰って練習をしました。試合では前半はプレッシャーがあって思い通りに打てませんでしたが、緊張で縮こまっていることに気付けて修正できました」

 

田崎

――王座決定戦、インカレに向けて意気込みをお願いします。

 「王座ではチーム最高順位のベスト8を目指して頑張ります。部の紹介動画が先代の56代のベスト16なので、それを超えられるようにしたいです。インカレでは、去年の同じ時期にフォームを変えていく能力はありましたが、点数を出せず悔しい思いをしました。それも含めて、明大アーチェリーの歴史に名を残せるように頑張ります。まずは予選突破できるように620点後半に入ること。あとは頂上を目指して頑張ります」


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