アクシデントに泣く 厳しい2日目に/全日本学生選手権(コンバインド部門)

スキー
2020.02.26

 大会2日目に行われたコンバインド。優勝候補の三ヶ田泰良主将(政経4=盛岡中央)がアクシデントもあり10位に終わるなど入賞者は2人のみに。総合優勝が遠のく2日目になってしまった。

 

◆2・23~27 第93回全日本学生選手(花輪スキー場他)

▼1部男子 コンバインド

 松沢――4位

 三ヶ田――10位

 古谷――13位

 永峯――17位

 中村――19位

 横川――23位

 ▼2部女子 コンバインド

 村上――1位

 

 ジャンプ部門とクロスカントリー部門で行われるコンバインド。ジャンプで2位と好スタートを切った三ヶ田。ライバルとなる小林(慶大)、傳田(早大)からの逃げ切りを図る。「1周目で離してそこから自分のペースに」(三ヶ田)。しかし、後続との差を離して迎えた2周目にまさかのアクシデント。道具のトラブルにより転倒してしまい「3分以上ロスをしてしまった」(三ヶ田)と厳しい展開に。それでも近くにいたOBに板を借りてレースに復帰。最後まで前を追い続け「どうにかポイントを取るため死ぬ気で走った」(三ヶ田)となんとか入賞に滑り込んだ。

 

 女子部門では村上優空(政経2=盛岡中央)が「いつもよりフォームが崩れなかった」と自身も納得の走りで優勝に輝いた。来シーズンは自身最大の目標である世界選手権出場に向けてさらなる飛躍を誓った。

 

 来年度に向けて期待の選手も現れた。松沢大翔(政経1=白馬)はクロスカントリーで1位に輝くなど明大トップの4位入賞。「今後につながる理想の結果」(松沢)と来年度に向けて手ごたえを感じる大会となった。

 

[入野祐太]

 

試合後のコメント

三ヶ田

――試合を振り返っていかがですか。

 「なんとも言えない悔しい試合になりました」

 

――アクシデントがなければという自信はありましたか。

 「そうですね、転ぶまでは後ろとの差を離していましたし、タラレバになってしまいますが、自信はありました」

 

村上

――今後に向けた課題はインカレを通して学びましたか。

 「ジャンプはもっと飛べるようにしていかないといけないですし、走る方ももっと速く走れるようにどっちももっと頑張らないとダメだなと思いました」

 

松沢

――次のインカレに向けてどう過ごしていきますか。

 「ジャンプもクロスカントリーも修正点はあるので、そこは技術力を向上させていきたいです。春から2年生になるのでお手本になる人になりたいです」