4年生引退 大迫力ステージで集大成/第67回定期演奏会・第65回紫紺の集い

応援団 2019.12.24

  今年も無事開催された定期演奏会と紫紺の集い。定期演奏会の第1部では吹奏楽ステージ、第2部ではチアリーディングステージ、第3部ではドリルステージが、続く紫紺の集いでは大迫力の演舞が披露された。会場は熱気に包まれる中、4年生は引退を迎えた。


(写真:愛あふれるステージで魅了したバトン・チアリーディング部)


 『スカイブルー・ファンファーレ』で幕を開けた定期演奏会は今年も観客を魅了した。吹奏楽ステージでは『ユーロビート・ディズニーメドレー』や『カーペンターズ・フォーエバー』など、幅広いジャンルの曲を演奏。指揮者の岡田莉緒(国日4=前橋女子)が演奏をまとめ上げ、最高の幕開けとなった。続くチアリーディングステージでは1年生から4年生まで全員が一体となり、レベルの高いスタンツを成功させ、観客をとりこに。盛り上がりを見せ、スローガンの〝愛〟を体現した。定期演奏会を締めるドリルステージではガードチーフを中心に、一糸乱れぬ隊列を展開。ドラムやカラーガードも複雑な動きを完遂し、見てよし聞いてよしのステージとなった。


(写真:ドリルステージでは吹奏楽部が見事な演奏で会場を盛り上げた)

 

 続いて行われた紫紺の集い。ユーモアあふれる司会が場を温めると第一応援歌から第四応援歌を披露。続いて学生歌や明大伝統の『嵐の拍手』を終えると、おなじみのチャンスパターンメドレー。待ちわびたファンも一緒に歌い、盛り上がりを見せた。その後、浜浦良団長(営4=文京)があいさつを終えると観客は総立ちに。フィナーレでは応援指導班の幹部全員がリーダーとなり、ボルテージは最高潮に。最後は会場の全員がスクラムを組み、校歌の合唱。応援団と観客が一体となり「達成感しかない」(田勢也子・商4=明大明治)。涙を浮かべる団員もいる中、第65回紫紺の集いは終幕。1年間、幹部として走り続けた4年生は、この経験を糧に次のステージへと羽ばたいていく。

 

[中野拓土]

 

ステージ後のコメント

浜浦

――ステージを終えて感想をお願いします。

 「愛されているんだなとあらためて気付くことができました。人生でこれ以上の幸せはないと思います。後輩が来年やってくれるという表情をしていたので、あとは任せます。来年はファンとして来ます」

 

田勢

――ステージを終えて感想をお願いします。

 「もう思い起こすことはなく、達成感しかないです。一生忘れないステージになったと思います。これからの人生もこの経験を生かして頑張りたいと思います」

 

田中航平(農4=土浦一)

――紫紺の集いを終えて今の心境を教えてください。

 「1年生の時は一番最初に僕が辞めると自分でも思っていました。ここまでやってこれたことに充実感、達成感を感じています。4年間で後悔はたくさんありますが、それを補って余りあるほど、4年間やり通せて良かったなと思います」

 

福田将基(文4=明大中野)

――紫紺の集いを終えて今の心境を教えてください。

 「周りはみんな泣いていたのですが、僕は涙が出なかったです(笑)。全部をやり切ったという達成感に満ちあふれています。上級生になり、責任の重さも知りましたし、4年生は特に責任重大で、うまくいかないことはたくさんありました。最終的にはそういう失敗も含めて、今日のステージにぶつけることができました」


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