村上含む4名が表彰台 自己ベスト更新者続出/全日本学生新人選手権

ウエイトリフティング 2019.12.07

 3日間にわたる大会で若き紫紺が活躍ぶりを見せた。明大からは11名の選手が出場。最終日には村上堅信(政経2=滑川)と藤谷柊(政経1=和歌山県立那賀)がトータル1位を獲得した。さらに佐々木洋光(政経2=柴田)、上水良介(政経1=埼玉栄)もそれぞれ2位、3位に入賞を果たし、計4名が表彰台に。おのおのの成長が感じられる試技となった。

 

◆12・5~7 第64回全日本学生新人選手権(スポーツ総合センター)

▼61キロ級  

 10位 加藤(S90 J105 T195)

▼67キロ級

 11位 佐藤(S90 J105 T195)

▼81キロ級

 9位 新貝(S108 J135 T243)

 13位 森本(S100 J130 T230)

▼89キロ級

 3位 上水(S128 J153 T281)

 4位 岸本(S113 J150 T263)

▼96キロ級    

 2位 佐々木(S120 J158 T278)

 4位 澤浦(S115 J155 T270)

▼102キロ級

 6位 木下(S116 J140 T256)

▼109キロ級

 1位 村上(S134 J166 T300)

▼+109キロ級

 1位 藤谷(S123 J160 T283)

 

※S…スナッチ、J…ジャーク、T…トータル

 

 実りある大会となった。2年生からは、インカレでも好調だった村上がトータル1位を獲得。スナッチで自己ベストを1キロ更新し「良い軌道の第一歩」 と笑顔を見せた。また、佐々木もスナッチ、ジャークともに自己ベストでトータル2位を記録。それでも「今回は通過点でこの先の試合が目標」と次を見据える。惜しくも表彰には届かなかった岸本龍太郎(法2=常翔学園)、澤浦智之進(経2=利根実業)も4位と好成績をマークした。

 

 1年生の成長も目覚ましい。インカレメンバーにも選ばれていた藤谷は、2位と13キロもの差をつけ1位に。また、上水はスナッチとジャークともに自己ベストを更新し3位を記録した。しかし「詰めの甘い部分があった」と自分を厳しく分析。さらなる成長を予感させる挙上となった。

 

 次戦に向け視界は良好だ。次までにさらなる飛躍を図りたいが「まだ慣れていなくて連携が取れていないところがある」(新貝駿輝・農2=宇佐)。4年生が引退して新体制となってから約1か月が経過。いち早く新しい環境に慣れ、冬の期間におのおのがベストを尽くせるチームを作りたい。新チームでさらなる進化を遂げる選手たちに期待が高まる。

 

[伊藤理子]

 

試合後のコメント

村上

――インカレからの成長はいかがですか。

 「プラット長として練習を見る立場になりました。まだまだ改善する部分はありますが、後輩もしっかりついてきてくれるので、もっと頑張りたいと思います」

 

新貝

――1、2年生の成長に関してどうお考えですか。

 「最近もだんだんと調子の良い人が出てきていると思うので、今後も伸びていければいいなと思います」

 

上水

――狙っていた順位はありますか。

 「2位か1位は取りたかったです。スナッチも1本目、ジャークも3本目を取れていれば、もしかしたら2位に届いたかもしれないと思っています」

 

佐々木

――来年度の目標をお願いします。

 「大阪で行われる個人戦が最初の目標の試合になると思うので、自分の4年間の目標である3番以内に少しでも近づけたらいいなと思っています」

 


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