後半に追い上げ立大に逆転勝利 最終戦へ向け勢い増す/秋季リーグ戦

アメリカンフットボール 2019.11.11

 チャンスをモノにした。相手はリーグ戦、明大と同順位である立大。前半は0―13と立ち上がりに苦しむも、後半はディフェンス陣によるインターセプトとパントブロックを得点へとつなぎ、逆転に成功。リーグ内2位に与えられる東京ボウルへの切符獲得に向け、残すは早大戦のみとなった。

 

◆8・31~11・24 秋季リーグ戦(アミノバイタルフィールド他)

◆11・10 対立大戦(横浜スタジアム)

 ◯明大17{0―10、0―3、7―0、10―0}13立大

 

  「ズルズルといかれてしまった」(岩崎監督)。開始約10分後に34ヤードのランを止め切れず、先制TD(タッチダウン)を許す。ディフェンスの不調にとどまらず、普段通りの力を出し切れないオフェンスもなかなか前に進まない。以前から課題としていた立ち上がりは今試合でも改善できず、前半終了時には13点もの点差に暗い雰囲気が流れた。

 

  しかしここで終わらないのがグリフィンズだ。前半に2回しか獲得できなかったFD(ファーストダウン)を第3Qでは5回連続で獲得。敵陣9ヤードまで進みRB#29山田大葵(法3=関西大倉)がTDを決めると、直後にLB#40久松遼平(政経3=関西大倉)が見事なインターセプト。そのまま勢いに乗りTDで逆転に成功した。その後もDL#9佐々木友也(営3=駒場学園)によるパントブロックの好機を生かし、FG(フィールドゴール)で追加点を獲得。17―13で勝利を収め、華麗な逆転劇を見せた。

 

  関東王者はここまで全勝の早大に決定している。明大が目指せる最高順位は関東2位だが、「思い切りやるだけ」(佐々木友)。後輩に勇姿を見せたい4年生と、先輩を笑顔で送り出したい下級生が目指すは勝利のみ。次戦に待ち構えるは早大だが、東京ボウル出場に向け後がなくなった明大は強い。昨年度敗れた因縁を果たすためにも、がむしゃらに勝ちを奪いにいく。

 

[前田彩貴]

 

試合後のコメント

岩崎監督

――試合を振り返っていかがですか。

 「2敗しましたが、北村を中心によくここまで立ち直れたなと思います。一戦一戦を経てチームの一体感が出てきたと思うので、最終戦でも早大に勝って、笑って終わりたいです」

 

LB#48小原泰宏(法4=明大中野)

――後半はディフェンスが活躍しました。

 「前半にディフェンスが足を引っ張った分オフェンスをどうにか助けたいと思っていました。インターセプトやパントブロックなどのボールゲットは練習から意識していたので、できて良かったです」

 

RB#32小泉亜斗夢(政経4=足立学園)

――先制点を奪われました。

 「最初に流れをつかめていないことは結果から見ても明らかですし、雰囲気としても序盤は悪いです。次に目指すのは、前半も後半も圧倒することです。ぎりぎりの試合をつくるのではなく、甲子園を目指していたチームとして、圧倒さを残せるようにしたいです」

 

OL#56北村遼太朗主将(総合4=関西大倉)

――強豪・法大に勝利しましたが慢心はありませんでしたか。

 「全くないです。あとは勝つだけっていうことをチームに言ってきましたし、下級生も残り少ない4年生とのゲームを惜しんで思い切りやるだけだと意識できています」


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