逆転勝利で3連勝もリーグ降格に/関東大学1部リーグ戦

バスケットボール(男子) 2019.11.10

 リーグ最終節は法大と対戦。前半を22ー38と大きく離されたものの、第3、第4クオーター(Q)で猛追を見せ須藤昂矢(営4=桐光学園)のシュートで同点へと追いつく。さらに富田一成(法3=藤枝明誠)が華麗なブザービーターを決め、63ー60で勝利を収めた。しかし、得失点差でリーグ11位となり2部へ自動降格が決定した。

 

◆8・24~11・14 第95回関東大学1部リーグ戦(駒沢体育館他) 

▼11・10 対法大2回戦(横浜国際プール)

〇明大63{11-18、11-20、17-9、24-13}60法大

 

 スターターは、PG渡辺翔太(政経3=宇都宮工)、SG須藤、SF富田、PF永田渉(政経3=盛岡南)、C溝口月斗(国際2=東海大札幌)。

 

 素晴らしい逆転劇でリーグ最終戦を締めくくった。前半は相手の的を絞らせないパス回しに翻弄(ほんろう)され、なかなか得点を稼ぐことができない。持ち前のディフェンスも力を発揮することができず、22ー38と大きく離される。しかし「最後になって粘りが出てきた」(渡辺)と、スイッチが入ったかのように猛追を見せる明大。第3Qでは相手の得点を一桁台に抑え、8点ビハインドまで詰め寄る。続く第4Q、溝口がファールをもらいながらもシュートを押し込み同点に追いつくと、常田が3Pシュートを沈めついに逆転。さらに試合は白熱する。取られては返す攻防を繰り広げ、残り50秒で2点ビハインド。試合を動かしたのはエース・須藤だった。鋭いドライブでゴール下に切り込むとシュートを決め同点に。さらに、試合終了のブザーとともに放たれた富田の3Pシュートが見事決まり逆転勝利。「打った瞬間に入ると思った」(富田)。会場を大いに沸かせリーグ戦績を5勝17敗とした。

 

 今試合は勝利したものの得失点差で順位は12位中11位となり、残念ながら2部降格が決定した。10年間、1部リーグに残り続けていただけに「本当に悔しい気持ちでいっぱい」(F奥野綾太・国際4=藤枝明誠)。2部降格決定後のミーティングで選手たちは涙に沈んだ。「最後の試合は本当に楽しくて、もっとやりたかった」と、悔やむ須藤。また、2部降格と同時にインカレ出場権も消滅した。主将としてチームをけん引した奥野は「1部復帰ももちろんだけれど、お互いに意見を言い合えるチームを作ってほしい」と次世代にエールを送った。この悔しさは次代で晴らす。冬の期間に新体制の基礎を作りあげ、目指すは1部復帰。ここから気持ちを切り替えて、来年のリーグ戦では雪辱を果たしたい。

 

[伊藤理子]

 


試合後のコメント

 

奥野

――キャプテンとしてできたことは何ですか。

 「試合に出られない中でも、声を出すことです。自分が下を向くとチームも下を向いてしまうので、試合に出ている人からしたら出てない奴が何を言っているんだと思っていたかもしれないけれど、そこは曲げてはいけないところだと思っていました」

 

須藤

――最後に力を出せた要因を教えてください。

 「一年通してやってきたディフェンスをやり続けることと、リバウンドなどの細かい部分を40分間通すことができたからです。特に今日とか前半負けていて内容的にも良くなくて、いつもなら負けてしまう展開でしたが、逆転できたのはチームとして大きいと思います」

 

富田

――ターニングポイントとなった試合はありますか。

 「神大の2試合を負けてしまったところです。どちらか勝っていれば今も降格していないので、入替戦や下位争いの時に勝敗で競ると分かっていたのに2敗して勝ち切れなかったという点で悔いが残る試合ですね」

 

渡辺

――来年に向けて意気込みをお願いします。

 「明大にあったバスケスタイルを考えないと2部でも苦戦してしまう部分はあると思います。オフの期間、自分達のバスケはなんなのかそれにあった作戦を考えていきたいです」


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