入替戦進出ならず 悔しさ残る3位/関東女子2部リーグ戦Bブロック

バスケットボール(女子) 2019.11.07

 約2か月に及ぶリーグ戦が幕を閉じた。序盤では調子が良く勝ち越していた明大も後半では失速。大東大戦での連敗と、東洋大戦、玉川大戦での1敗が決定打となり3位で閉幕となった。

 

◆8・31~10・27 第69回関東大学女子2部リーグ戦Bブロック(明学大白金体育館他)

明大――3位

 

 好調な出だしが後には続かなかった。流れを決める開幕戦。対する明学大には1試合目から延長戦にまで及ぶ接戦を制し、2試合目では100点ゲームで圧倒。連勝をもぎ取る。目標の上位入替戦を目指し、幸先の良いスタートを切った。しかし、流れに乗って勝ち星を挙げたい大東大戦では苦戦を強いられる。「1勝でもできれば違っていた」(F坂本真祐・情コミ4=山村学園)。1回戦目では前半の17点ビハインドを巻き返し延長戦に持ち込むも、85―87と僅差で敗戦。続く2回戦目は序盤から好プレーが続き、第4クオーター(Q)を2点リードで迎えるも、逆転され逃げ切られてしまう。62―66とまたも接戦を勝ち切ることができなかった。「競っている試合を勝ち切れない」(G稲葉窓華・政経3=下妻第一)。この連敗で明大は2位から3位に順位を落としてしまう。さらに追い打ちをかけたのが東洋大と玉川大。東洋大は今年度から2部Bブロックに昇格し、玉川大の今大会の結果は6位。どちらも決して勝てない相手ではない。しかし「勝てる試合を勝てなかった」(G小野尾梨沙主将・文4=昭和学院)。両試合とも1回戦目で敗戦を喫し、2回戦目で勝利。修正力の高さを見せたものの、これらの敗戦で一時は下位入替戦の可能性も浮上し、目標達成とは程遠い結果となった。負けた試合に共通するのはプレーを得点につなげられないことだ。勝った試合の平均得点は79点。対して負けた試合の平均得点は66点と13点もの差がある。しかしシュートの打数を見てみると、勝った試合も負けた試合も数はそこまで変わらない。勝負所でのシュートミスが響いた結果だ。相手に試合の主導権を握られてしまうと、焦りから無理な体勢のシュートが増加。得点を伸ばしたい気持ちが先行し、インサイドをうまく活用できない試合が多かった。「インサイドはきちんとやるべき」(渡辺徹監督)。課題は明確に見えている。来年の上位入替戦を目指してさらなる得点率の向上が必要だ。


チームのエースとして活躍した坂本

 

 チームを今までけん引してきた4年生の活躍が光った。春リーグからケガで休養していたエース・坂本の活躍は特に目覚ましかった。復帰早々チーム最長の出場時間を誇り、得点ランキングでは5位に食い込む。オフェンスの中心として勝利に貢献し続けた。さらに、主将である小野尾はメンバーの心の支柱となり、試合中も作戦の指示などの声掛けを怠らない。アシストランキングでも5位となり、精神面でも戦力面でもチームを支えた。最高学年として4年生のプレーが明大を引っ張った。

 

 全12試合を6勝6敗で終えた明大。3位と昨年度と変わらない結果だった。しかし、これで終わりではない。11月9日からは東京六大学対抗戦が控えている。「試合を楽しむ中でも後輩に少しでも何か残したい」(坂本)。4年生にとってこれが大学最後の大会。悔いのないよう、勝利の笑顔で最終戦を締めくくりたい。

 

[伊藤理子]


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