溝畑 100メートル個人メドレーで表彰台入り/日本選手権(25m)
2日間にわたって行われた短水路の日本選手権。初日の100メートル個人メドレーに出場した溝畑樹蘭(政経3=報徳学園)は3位で表彰台。1500メートル自由形に出場した松本輝(政経4=春日部共栄)も初の表彰台入りを果たし、来年4月の日本選手権に向けて弾みをつける結果となった。
◆10・26〜27 日本選手権(25m)(東京辰巳国際水泳場)
1日目
▼男子200メートル自由形
7位 吉田 1分47秒41
▼男子1500メートル自由形
3位 松本 15分00秒63
▼男子100メートル個人メドレー
3位 溝畑 53秒33
▼女子400メートル個人メドレー
8位 石井 4分43秒07
▼女子100メートル背泳ぎ
7位 宮坂 1分07秒24
2日目
▼男子400メートル自由形
7位 吉田 3分49秒65
▼男子200メートル個人メドレー
7位 本庄 2分00秒76
▼女子400メートル自由形
7位 石井 4分12秒12
▼女子50メートル背泳ぎ
5位 宮坂 31秒17
予選を2位で通過し、迎えた決勝。「1ストローク目を失敗した」(溝畑)と出だしで遅れてしまい50メートルを5位で折り返すも、残りの自由形で順位を上げ3位でゴール。短水路でも普段と変わらない強みを見せ、表彰台の上で笑顔をのぞかせた。
今大会は他にも100メートル平泳ぎ、100メートル背泳ぎにも出場。「この2種目の強化は絶対に必須」(溝畑)と200メートル個人メドレーの調整を兼ねた。来年4月の日本選手権は4年に1度のオリンピック選考会。200メートル個人メドレーは瀬戸大也(ANA)が一足先に代表内定しているため、残りの1枠を争う厳しい戦いが予想される。「克服しないといけない課題を一つ一つつぶしていく」(溝畑)。まずは派遣標準記録の1分57秒台を目指してこの冬でさらなるレベルアップを図りたい。
[岩田純]
試合後のコメント
溝畑
――今大会の位置付けはどのように考えていますか。
「1ブレと1バックに関しては、4月の日本選手権に向かうに当たって大幅な成長が必要なので自分の実力や泳ぎを確かめました」
――出来上がりとしてはいかがですか。
「平泳ぎに関してはもう少しタイムを出したかったです。足りないところはまだあるので、もっと明確にやらなくてはいけないと思っています」
――フリーの調子はいかがですか。
「まずまずそれなりにタイムも出ていますし、そんなにバテる感覚もなかったので、うまく力が伝わる泳ぎができていると思います」
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