慶大に10点差で敗戦 オフェンスに課題残る/秋季リーグ戦

アメリカンフットボール 2019.09.28

 自らのミスが敗戦を招いた。秋季リーグ戦第3戦目の相手はディフェンスが強みの慶大。明大は先制し良い立ち上がりを見せるも、第3Qではオフェンスのミスから一気に20点を奪われてしまう。その後も慶大の流れを止めることはできず試合終了。秋季リーグ戦初の黒星を喫した。

 

◆8・31~11・24 秋季リーグ戦(アミノバイタルフィールド他)

◆9・15 対慶大戦(駒沢第二球技場)

 明大10{7―0、3―0、0―20、0―0}20慶大○

 

 「オフェンスの自滅」(RB#32小泉亜斗夢・政経4=足立学園)。試合開始後約10分に小泉が先制TD(タッチダウン)を決め、ディフェンスも慶大を自陣にすら入らせない健闘ぶり。以前からの弱みだった入りこそ良かったが「気が緩んでいたのかもしれない」(小泉)。第2Qにインターセプトを許すと流れは一気に慶大へ。後半にはインターセプトからTDを決められた直後、ファンブルロストという致命的なミス。たった数分で10―10と同点に追いつかれ、明大には焦りの色が見え始める。

 そこから必死に持ち直そうとするも、2度目のファンブルロストに加えパントブロックからのリターンTD。「力みすぎた」(OL#56北村遼太朗主将・総合4=関西大倉)と焦るほどに気持ちは空回りし、反則などの初歩的なミスを連発。第4Qでも勢いを取り戻すことはできず10点差で敗れた。前回の東大戦でも課題とされたオフェンスは今試合でも立て直せず。ミスを誘いそこからTDを奪いに行く点において、慶大が一枚上手だった。

 

 戦いはまだ終わらない。勝ち点制を採用しているリーグ戦は、1度の負けで日本一への夢が絶たれるわけではない。しかし、残された4試合での勝利は絶対条件となった。まずは今試合で得た反省を次戦・中大戦に生かし勝利を1つずつつかみにいく。「本当に崖っぷちになった」(北村主将)グリフィンズだが、必ずここから這い上がってみせる。

 

[前田彩貴]

 

試合後のコメント

北村主将

――オフェンスでミスが連発した要因は何だと思いますか。

 「100%でやり切れていなかったのかなと思います。やはり90%ができていても残りの10%の詰めが甘いと、その綻びからミスが起きたり点を取られたりします。1人もミスせず完璧に自分の役割をこなさないといけません」

 

――次戦に向けた意気込みをお願いします。

 「もちろん勝つことは当たり前ですが、その中でも内容にこだわりたいです。内容をきちんと見つめれば結果もついてくると思うので、自分たちのやるべきことをしっかり遂行することが勝ちにつながります。中大戦では内容の濃い試合をしたいなと思います」

 

小泉

――慶大のディフェンスはいかがでしたか。

 「確かに強かったとは思いますが、やはり前半のつかみでいえば明大のオフェンスは負けていませんでした。問題はミスから相手にモメンタムを与えてしまって自分たちが崩れていったことです」

 

LB#42角田隆司(政経4=法政第二)

――試合の振り返りをお願いします。

 「後半で立て続けに失点したとき、ディフェンスがしっかりボールを持ってきてオフェンスを楽にさせてあげることができませんでした。これはオフェンスだけの責任ではないと思っています。練習中からしっかりディフェンスがオフェンスのことを把握していれば負けていませんでした」

 

QB#4西本晟(商3=箕面自由学園)

――プレーから焦りが感じられました。

 「周りが完全に焦っていたので自分が救おうと仕切ったんですけど、自分も冷静じゃなかったです」

 

――次戦までに直したいところはどこですか。

 「簡単なミスをなくすこと、それだけです」


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