(男子部)執念の攻め響かず惜敗 勝負は1部2部入替戦へ/関東大学秋季リーグ戦

バドミントン 2019.09.23

 秋季リーグ戦も最終日を迎えた。対戦相手は明大と同じく4連敗の中大。第1シングルスを任された池田佑介(農2=札幌第一)がセットカウント2-0でストレート勝ちを収めたが、その後は流れつかめず。チームカウント1―4で敗北し、1部2部入替戦の出場が決定した。

 

◆9・1422 関東大学秋季1部リーグ戦(日体大米本記念体育館) 

▼男子

○池田20佐藤

●農口02辻

●酒井・仁平澄組02森岡・斎藤組

●武井・遠藤組02栗田・辻組

●岡田02中川

 

 起死回生のチャンスをモノにできなかった。第1シングルスの池田は、序盤から軽快なフットワークで前後の揺さぶりに対応。相手の得意なネット際のプレーを封じ込め、1セット目を2114で難なく奪った。続く2セット目も「どんな球でもレシーブする」持ち前の泥臭さで勝利をもぎ取り、チームに貢献した。


 この良い流れを持ち越したいところだったが、一気に暗雲が立ち込める。第2シングルス、第1ダブルスともにミスが目立ち、長いラリーに耐えることができない。中大特有の〝勢いに乗った攻め〟の戦法に加えて「勝たないと後がないというプレッシャーで、自分のプレーをしにくかった」(酒井健登主将・政経4=埼玉栄)。エースペアの酒井主将・仁平澄也(政経3=埼玉栄)組をもってしても、追い込まれた状況から打開することはできなかった。チームカウント1-4で敗れたことで、明大の1部最下位が確定。1勝も挙げることができずに秋季リーグ戦の幕は閉じた。

 

次なる舞台は1部2部入替戦。対戦相手は、昨季まで1部に所属していた筑波大だ。2部を5戦全勝で勝ち上がってきた相手に対し「どんな形でも勝ちにいく」と主将の酒井。チーム力で勝利につなげる「明治らしいプレー」で1部残留を誓った。

 

[素宮愛結]

 

試合後のコメント 

酒井主将

――今日はチームとしても大事な試合だったと思います。

「大事なところで勝てないのがダメなところで。脆さというか甘さというか。そのようなものが完全に出てしまいました」

 

――入替戦にはどのようなことに備えていきますか。

「絶対に負けたくないです。今回の自分の戦績としては3勝2敗という形だったんですけれども。自分が勝ってチームが負けることも度々あったのですが、チームが負けることの方が本当に悔しくて。とにかく次の入替戦はどんな形でも勝ちにいきます」

  

池田 

――今日の試合の振り返りをお願いします。

「今日の相手は2回当たったことがあるのですが、全部負けていて。相手はスマッシュネットが得意な選手だったのですが、相手の得意なプレーを封じさせて自分の得意なプレーに回せたことが今日の勝因だと思います」

 

――第1シングルスではプレッシャーも感じられるのでは。

「プレッシャーになるとガチガチになるタイプです。自分の思うようなプレーができなくなるので入念にしっかりアップして試合に臨まないとダメですね」


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