(男子部)日体大に一歩届かず 連敗は3に/関東大学秋季リーグ戦

バドミントン 2019.09.17

 秋季リーグ第3戦の相手は日体大。開幕から連敗中の明大は白星が欲しいところだったが、チームカウント1-4で敗戦を喫した。前半戦を0勝3敗で終え、5日後の21日から始まる後半戦に挑む。

 

◆9・14〜22 関東大学秋季1部リーグ戦(日体大米本記念体育館)

▼男子 日体大戦

●岡田0―2村本

●池田1―2霜上

●酒井・仁平澄組1―2山下・山田組

○武井・遠藤組2―1三上・霜上組

●農口0―2山田

 

 相手のホームゲームということもあり、アウェーな状態で始まった今回の一戦。流れを決める第1、第2シングルスは善戦むなしくも落としてしまう。そしてチームカウント0―2で迎えた第1ダブルス。度々後がない状況を任されるエースペアの酒井健登主将(政経4=埼玉栄)・仁平澄也(政経3=埼玉栄)組だが、相手の強烈なスマッシュに追い付けず攻撃の態勢を作ることができない。第3セット終盤では相手に連続7得点を許し、14―21で勝負あり。悪い流れを払拭できずに無念の黒星となった。

 

 今回の戦いで唯一白星を挙げたのが、第2ダブルスの遠藤彩斗(政経1=埼玉栄)・武井優太(商1=埼玉栄)組だ。既にチームとしては負けが決まっていたが、腐ることなく相手のスマッシュに食らい付く。第2、第3セットでは2人の息の合った連携が光り、格上の相手を圧倒。23―21、21―19とギリギリの戦いを勝ち抜いた。「2人で連携してしっかり我慢してプレーできたところが良かった」(武井)。明大を支える次世代の成長から目が離せない。

 

 次回は中大との一戦。今まで白星を挙げられていない明大にとっては何としても勝ちが欲しい場面だ。「負けが続いているので勝ちに貢献できるように頑張りたい」(農口拓弥・農1=福井工大福井)。全員の力を合わせ、勝利をつかみにいく。

 

[伊藤理子]

 

試合後のコメント

武井

――今回の試合を振り返っていかがでしたか。

 「自分たちのプレーは低い展開でやるプレーで、それを結構分かられていてやりづらい部分があったんですけど、自分は最後まで我慢できてやれたので良かったと思います」

 

――チームとしては負けが決まっていましたが、気持ちの面はどうでしたか。

 「まだ中大との試合があって、中大に勝てば1勝1敗になった時にゲーム数差で決まったりするかもしれないので『しっかり1勝を取ろう』という気持ちで臨みました」

 

農口

――今回の試合を振り返っていかがでしたか。

 「元々は自分が出る予定ではなかったので気持ちの整理がついていなくて、でも昨日おとといよりは良くなっているという実感はあるので、あと2日あるので今の状態よりもっと良い状態に進めたらいいと思います」

 

――次戦までにやりたいことは何ですか。

 「気持ちをしっかり固めて臨むというのと、その気持ちを忘れずに勝ちに貪欲に頑張っていきたいと思います」


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