中村準優勝! 夏の練習成果を見事発揮する/関東学生新人戦

フェンシング 2019.09.12

 多くの課題が残った。関東の1年生王者を決める関東学生新人戦。男子フルーレは、最高成績がベスト16と悔いが残る結果に。一方女子エペは、中村優里(営1=成立学園)が準優勝を果たし、納得の成果を上げることができた。

 

◆9月11日 関東学生新人戦(駒沢体育館)

▼男子フルーレ個人    成田――ベスト16、柏崎――1回戦敗退

▼女子エペ個人 中村――2位、小佐井――ベスト16

 

<男子フルーレ個人>

 満足のいかない結果となった。予選、成田航也(政経1=秋田北鷹)は全体1位、柏崎瑞仁(理工1=田名部)も16位と十分な結果を残し、決勝トーナメント進出を決めた。

 しかし2人の前に壁が立ちはだかった。一回戦、柏崎は井神(日大)との対戦。勝利すれば、続く二回戦の対戦相手には成田が待ち構える絶好の機会。同門対決の可能性も秘めていたが、実現せずに終わることとなる。柏崎が敗れ、続く成田も相手にリードされる厳しい展開。2セット目まで持ち越したものの逆転できず。同じ相手に明大勢2人が敗れ、新人戦の幕が閉じた。「今ある自分の目標を見直して、練習したい」(成田)。今後、団体戦も控えている。上級生にどこまで割って入れるか。新人戦からの修正がカギとなる。

 

<女子エペ個人>

 強敵相手に善戦を繰り広げた。決勝戦、中村の相手は高校時代から共に戦ってきた国内ジュニアランキング2位の原田(慶大)。序盤、相手のタイミングを見計らい得意のフレッシュ(注)を決めると、一時13―10にまでリードを広げる。しかし「リードしていても相手が迫ってくるのがしんどかった」(中村)と相手に連続得点を許し、試合終了間際に同点に。サドンデスにもつれ込むと「我慢できずに攻めてしまった」(中村)と焦りからフレッシュを外し、相手にカウンターを献上。惜しくも優勝には手が届かなかった。

 一方小佐井彩花(総合1=宇土)は、「相手の動きを考えずに攻めてしまった」とうまく攻めきることができず、決勝トーナメント初戦敗退。ベスト16と悔いの残る結果となった。

 「夏の練習が生かされた」(小佐井)と成果を感じる一方で反省点も多く見つかった。課題を克服し、関東学生選手権での上位進出を目指す。

 

[市瀬義高・下神大生]

 

フレッシュ……前に矢のように飛び出して行う攻撃動作

 

試合後のコメント

柏崎

――新人戦の振り返りをお願いします。

 「自分は予選の1試合目から試合を自主的に動かすように意識したのですが、結局相手のペースに飲まれる展開になってしまいました。そのままトーナメントに上がった後も相手のペースの中で自分が動いてしまったのが敗因になってしまったので、この試合結果を今後の練習に活かしたいと思います」

 

成田

――重点的に取り組んだことはありますか。

 「夏の間、練習は地元に帰省して高校で普通に練習するぐらいだったので、特に目標は持たずにやってしまい、満足のいかない結果になってしまいました」

 

小佐井

――今後の意気込みをお願いします。

「まだ自分には伸び代しかないと思っているので、大事な試合で結果が出せるように頑張ります」

 

中村

――決勝戦はどう戦いましたか。

「ずっと高校の頃から一緒にやってきた子で、自分にとってはすごい上の人という感じでした。同い年なんですけど、その子と一本勝負までいけたのは、良かったなと思います。でも、一本勝負落としたのはすごく悔しいです。我慢できずに攻めてしまい、攻めなくて負けるよりかはいいのですが、もっと大事な一本に強くなれるような自信を持てる練習をしていきたいです」


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