冬優が2フリで初V! 溝畑は2コメでまさかの5位/日本学生選手権

水泳(競泳) 2019.09.08

 エースが意地を見せた。日本学生選手権(インカレ)2日目は、吉田冬優(政経4=淑徳巣鴨)が200メートル自由形に出場。1年前、2年前と先輩である松元克央(平31政経卒・現セントラルスポーツ)が手にし続けた栄冠を見事に勝ち取り、今種目初Vを果たした。一方200メートル個人メドレーに出場した溝畑樹蘭(政経3=報徳学園)はまさかの5位。初優勝の期待がかかっていただけに、悔しい結果に終わった。

 

◆9・6~8 日本学生選手権(東京辰巳国際水泳場)

▼男子200メートル自由形

1位 吉田 1分48秒09

▼男子200メートル個人メドレー

5位 溝畑 2分00秒74

▼男子400メートルメドレーリレー

6位 中西・大木・吉田・溝畑 3分39秒86

 

▼2日目終了時点

1位 日大  263点

2位 近大  211点

3位 明大  186点

4位 中央大 176点

5位 早大  148点

6位 中京大 147点

7位 東洋大 142点

8位 日体大  96点

 

 悔し涙をうれし涙に変えた。初日の400メートル自由形で吉田啓祐(日大)との接戦に敗れ2位に終わった吉田。一夜明けた2日目は、個人種目最後となる200メートル自由形に出場した。「弱点の前半から攻めよう」とスタートから飛び出し積極的なレースを展開すると、後半も勢いそのままに吉田啓祐を抑え1位でゴール。雪辱を果たし「個人種目の卒業式」で見事有終の美を飾った。

 また、表彰式のプレゼンターとして登場したのは松元選手(セントラルスポーツ)。優勝後に涙を流した吉田からもらい泣きし「これがやりたかったんだよ」(松元)とはにかんだ。

 

 期待に応えられなかった。400メートルフリーリレーのアンカーとして大活躍した溝畑は200メートル個人メドレーに出場。昨年度惜しくも優勝を逃した今種目での金メダル獲得はほぼ確実と思われた。しかし迎えた決勝のレースでは前半から思うようにタイムが伸ばせず、結果は5位。悲願の初優勝は来年度にお預けとなった。最終日に残る100メートル自由形では名誉挽回の優勝を果たしたい。

 一方、明大の5連覇に貢献したいという強い思いが実ったのは本庄智貴(商3=埼玉栄)。決勝に進出する目標はかなわなかったが、B決勝では気持ちを切り替えて1位を獲得した。自身のレース前に、優勝した吉田に「僕もかっこよくなってきます」と宣言した本庄。見事有言実行だ。

 

 残すは1日。5連覇のかかる明大だが、現在1位である日大との点差は約80点。厳しい状況なのは間違いない。それでも「何が起こるのかが分からないのが水泳」(吉田)。2日目にエースが引き起こした大きな波に乗り、逆転優勝を奪いに行く。

 

[前田彩貴]

 

試合後のコメント

吉田

――200メートル自由形を個人レースの卒業式と例えていらっしゃいました。

 「レース前の緊張はすごかったですがいろいろな人たちの声援がうれしくて、自分は幸せ者だなと感じて涙を流していました。カツオさんに『あまり力まないほうがいい』と言っていただけて、それがとても励みになりました」

 

――日大と点差が離れていますが、明日に向けての意気込みをお願いします。

 「簡単にひっくり返る数字ではないですけど、全員が最後まで諦めずに泳げば何が起こるか分からないのが水泳です。それを信じて全員で頑張ります」

 

溝畑

――2コメの最後は体力的な問題でしたか。

 「そうですね。150のターンをした後に横に何人も選手がいたので、そんなに早くないだろうなと思って、最後は失速してしまいました」

 

――5位という順位についてはいかがですか。

 「初優勝が欲しかったですし、今回こんな結果になってしまったので来年はしっかり優勝したいです。そうじゃないと明治のみんなに申し訳ないです」

 

――最終日の100メートル自由形に向けて意気込みをお願いします。

 「疲労がある中ですけど、まずは予選をしっかり突破できればと思います。今日みたいな2コメの感じだと心配なので、もう少し体の動かし方とかを工夫しながら泳ぎたいです」


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