櫻井、国際大会で「まさか」の優勝/第17回国際ジャンプ大会

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 「まさか…」(櫻井・政経4)。まさか国際大会で優勝するとは、夢にも思っていなかった。インカレではジャンプ個人・団体戦の2冠を達成した櫻井。だが学生王者になってからの道のりは、決して平坦なものではなかった。「結果が残せない」。学生最後のシーズンであるにも関わらず、各大会、櫻井の調子は振るわなかった。

 3月9日。櫻井が今大会強く意識したのは、「悪天候でけがをしないようにする」ことだけ。それ以外はいつも通りのはずだった。それが、1本目を終えて久しぶりの5位。「キープしたいな」。力むことなく迎えた2本目で、89.5mの大ジャンプ!1本目、最長不倒を出した西森(丸善食品)を抑えて、櫻井が「まさか」のトップに躍り出た。「やればできるじゃん」。長野五輪ジャンプ団体メンバーであり、現在雪印のコーチでもある斉藤浩哉氏をも言わしめた。

 今季、残すもあと2試合。ワールドカップ組も交えた激戦が予想される。「来年につながる試合がしたい。目標は8番以内」。櫻井は本学を卒業後、国内随一の強豪・雪印に進む。「もう大丈夫」。確かな手応えをつかんだ櫻井は今後、この勝利が「まさか」ではなかったことを証明してくれることだろう。

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