女子創部初全国制覇! 男子は6位入賞/全国大学対抗戦・全国大学女子対抗戦

ゴルフ
2019.07.10

 6月20日、21日に行われた全国大学対抗戦・全国大学女子対抗戦。明大は、初日好調なスタートダッシュを見せた女子が創部初の優勝、男子は6位入賞を果たした。創部59年の長い歴史に新たな1ページを刻んだ。

 

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[女子]

 念願の〝優勝〟をつかみ取った。初日から2位に5打差を付けてトップ。迎えた2日目、優勝への重圧と疲れが見え始めるも、粘りのプレーで見事1打差を守り切った。「優勝できて嬉しい気持ちでいっぱい」(花渕里帆・営2=千葉学芸)。全国の大舞台で躍動した、石川聖奈(商1=拓大紅陵)・髙橋幸(営1=埼玉栄)2人のルーキー。最終ホールでバーディーを決め、チームを救った関野愛美(営3=埼玉栄)。一般入部からメンバー入りを勝ち取った雨宮梨乃(情コミ3=明大中野八王子)・手川美佳(情コミ3=日野台)。チームトップのスコアでけん引した花渕。6人の〝個の力〟が合わさった最高の結果となった。

 

[男子]

 あと一歩が遠かった。初日9位と出遅れた男子は、2日目追い上げを図る。伊藤泰良(商2=千葉経大付)がトータル1アンダー、本間佑(商1=水城)がトータル3アンダーと好スコアをマーク。何とか三つ順位を押し上げたものの6位入賞に終わった。「自分がやらなくてはという思いが空回りした」(鈴木海斗主将・営4=拓大紅陵)。次の団体戦は、マッチプレー戦と大きく対戦形式が変わる男子。「バーディーを取らなければ勝てない」(片岡徳幸・法4=帯広柏葉)。今大会の悔しさを糧に、女子の躍進に続きたい。

 

 団体戦でありながら、個人の力が大きくウエートを占める大学ゴルフ。〝1打の重み〟の重圧がかかる一方で、「他の選手のことはどうにもすることができない」(手川)。女子が見せつけた、チームを支える〝個の力〟。技術力と精神力を全て発揮できることが、優勝の絶対条件だと証明してみせた。

 日大や東北福祉大と肩を並べ、大学ゴルフをけん引する存在に仲間入りした明大。秋のシーズンに向け、さらなる高みへまい進を続ける。

 

[仁科せい]