加藤が階級上げ3位 グレコは入賞者1人の寂しい結果/東日本学生春季新人選手権
1、2年生が出場する今大会。初日はグレコローマンスタイルの試合が行われた。60キロ級で加藤万豊(政経2=いなべ総合)が3位入賞を果たすも、入賞者1人とチームとしては寂しい結果に終わった。
◆6・26~28 東日本学生選手権(駒沢体育館)
[新人戦の部グレコローマンスタイル]
▼55キロ級
内田――2回戦敗退
本田――1回戦敗退
▼60キロ級
加藤――3位
▼67キロ級
谷津――2回戦敗退
▼77キロ級
杉山裕――2回戦敗退
▼87キロ級
伊藤――1回戦敗退
▼97キロ級
道免――1回戦敗退
二つ目のタイトル獲得とはならなかった。昨年度の秋季新人戦を55キロ級で出場し、優勝を果たした加藤。今大会は別階級での優勝を目指した。3回戦をフォールで勝ち上がり、準決勝の相手は清水賢亮(拓大)との対戦。「相手のペースにならないように」。序盤から猛攻を仕掛けてくる相手をうまくかわし、得点を許さず。しかし、1分21秒にバックを取られグラウンド体勢に持ち込まれると、そのままローリングで一気に6点を献上。テクニカルフォール負けで決勝進出を逃した。それでも本来の自身の階級ではない60キロ級で3位と、秋に続き表彰台入り。「力負けせず、思っていた以上に戦えた」。先日行われた明治杯でも1勝を挙げ、グレコローマンスタイルで順調に成長を見せる加藤。明日のフリースタイルでも表彰台を目指す。
初日のグレコローマンスタイルでは加藤以外に入賞者ゼロ。昨年度に比べ成績を落とした。2日目にはフリースタイルが行われる。新人戦フリースタイルで12季連続表彰台入りを出している明大。記録を途切れさせないためにも、今日の悔しさを胸に巻き返しを果たす。
[福田夏希]
試合後のコメント
加藤
――今日の振り返りをお願いします。
「昨年度の秋の新人戦と違って自分の階級の一つ上の階級で出ることになって、正直力負けすると思ったんですけど、あまりしなくて思っていた以上には戦えたと思います」
――3回戦はフォール勝ちです。
「相手があのように仕掛けてくるのが分かってたので、それをいつ仕掛けてくるかなと待ってたら仕掛けてきて、それをうまく乗ってカウンターみたいな形で勝てました」
――フリースタイルへの意気込みをお願いします。
「1回戦から厳しい戦いになると思うんですけど、全力を尽くして3位もしくは優勝目指して頑張りたいです」
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