Aクラス予選敗退 力の差を感じる結果に/東日本学生選手権

相撲 2019.06.10

 予想外の展開となった。大学相撲の中で最初の山場である今大会。1、2回戦共に敗れ、絶体絶命のピンチに追い込まれる。3回戦は法大に辛勝するも予選9位で、決勝トーナメント進出を逃した。

 

◆6・9 第98回東日本学生選手権(両国国技館)

▼Aクラス予選

明大0-5中大◯ 

明大0-5拓大◯

◯明大3-2法大

▼個人予選トーナメント

篠田――予選1回戦敗退

福井、東、佐藤、宇都宮、藤原、八幡――予選2回戦敗退

 

  勝ち切れない弱さが響いた。Aクラス予選通過を目標に掲げ大会に挑んだ明大。1、2回戦は今大会優勝した中大、ベスト4の拓大に0-5のストレート負け。力の差を見せつけられた。続く3戦目はBクラスから勝ち上がってきた法大と対戦。しかし、先鋒・藤原竜平主将(政経4=埼玉栄)は押し出しでまさかの敗戦。その後ルーキー・松村将伍(政経1=向の岡工)の活躍などで、なんとか逆転して法大から勝ち星を挙げた。

 

 主将の奮起が求められる。予選は法大にこそ勝利したものの、1勝止まりで9位。予選の勝利数で加算される得点もわずか3点で、8位の慶大に星の差1つで決勝トーナメント進出を逃した。なかでも主将の藤原は予選3戦3敗と精彩を欠いた。「前の試合を引きずらずに挽回してほしかった」(守重佳昭監督)と、主将の不調は誤算だった。「足を引っ張ってしまって情けない」(藤原)。今大会での悔しさを糧に、主将として先鋒としてチームに勝利を呼び込みたい。

 

 インカレ(全日本学生選手権)へ望みをつなぐ。「チームの目標は常にインカレ優勝」(守重監督)と、目標は明確だ。落ち込んでいる暇はない。今大会の敗戦からを生かし、悲願のインカレ優勝を目指す。

 

[伊藤理子]

 

試合後のコメント

守重監督

――今後のチームづくりについてどう考えていますか。

 「下級生が今出ている人間を下から引き上げていくチームになっていけば、自ずとチーム力は上がっていきます。まだ細いけれど気持ちだけはあるという子たちはいるので、本当にレギュラーとして出たいと思って頑張ってくれれば、チーム力は上がっていくと思います」

 

小川清彦総監督

――選手がこれからどのように勝っていくかが重要ですか。

 「この結果をどのように受け止めて、4年生はもうこの大会はないので、4年生以外の残りの子たちがどのように受け止めて努力するかです。3年生以下が自分たちで勝つという気持ちの空気にしてくれれば、チームとして強くなると思います。自分たちが勝つという気持ちを、4年生以外が持つことが大切だと思います」

 

松村

――法大戦で勝利したことについてどう思いますか。

 「嬉しいです。相手も同じ1年生でしたけれど、大会で同期とはいえ勝てたのは嬉しかったです」

 

――新人戦で敗退してから約1カ月経ったが、成長を感じましたか。

 「立ち合いもいろいろ先輩方に教えられた通り、試行錯誤しながらやっていたので少しは成長したと思います」


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