中島初の表彰台!溝畑銀も代表権獲得ならず/ジャパンオープン

水泳(競泳) 2019.06.02

 ジャパンオープン3日目。400メートル自由形に出場した中島涼(政経2=札幌大谷)は後半の追い上げが功を奏し3位で初の表彰台に上った。代表入りを目指し200メートル個人メドレーに出場した溝畑樹蘭(政経3=報徳学園)は2位に入ったものの派遣記録には届かなかった。

 

 

5・30~6・2 ジャパンオープン(東京辰巳国際水泳場)
 
男子400メートル自由形

3位 中島 3分51秒12

8位 吉田 3分56秒98

▼男子200メートル個人メドレー

2位 溝畑 1分59秒28

 

 中島を変えたのは両親の一言だった。「もうやっている意味がない」と昨年度は結果が出ない日々が続いた。苦悶(くもん)の中、実家に帰省した際、両親に「こんなところで終わるお前じゃない」と一喝。その一言が中島を変えた。「東京に送り出してくれた両親のためにも」と昨年度は予選落ちに終わった日本選手権でいきなりの5位入賞を果たした。今回も無難に予選を通過し、決勝を迎えたものの、前半を5位で折り返す厳しい展開に。しかし「隣の江原選手(自衛隊)に食らいついた」と持ち味の後半の追い上げを生かした泳ぎで2人を抜き去り3位でフィニッシュ。「自分でもびっくりです」と悲願の表彰台を獲得した。

 

 一方では目標達成とはならなかった。200メートル個人メドレーに出場した溝畑。日本選手権では無念に終わった代表権獲得を目指したが「自分に力が足りなかった」。日本選手権からタイムを1秒以上落としての2位。「平泳ぎを意識しすぎた」と課題に気をとらわれてしまい前半のラップタイムを上げられず。自由形に不調を抱えた後半もタイムを伸ばせないなど、全てが後手に回る結果に「自分らしくないレースですし、悔しいです」と唇をかんだ。

 

 このままでは終われない。“学生のためのオリンピック”と呼ばれるユニバーシアード代表に内定している溝畑。「今まで通りではいけない。何かを変えていかないと」(溝畑)。今大会を通して得た課題を修正し、ユニバーシアードでは「57秒台での優勝」をつかみ取る。

 

[岩田純]

  試合後のコメント
  溝畑
  ――平泳ぎの感覚はどうでしたか。

  「決勝前はブレストを意識して泳ごうと思ったんですけど、その分びびって背泳ぎでテンポを上げられず、タイムを落としてしまいました」

――2位という順位には満足いっていますか。
  「正直タイムを狙っていたので順位は気にしていませんでした。(日本選手権では)ベストが出てなくて今回こそはと思っていましたが、こんなに遅いとは思ってなかったです。良くないところには理由があるので、今まで通りやっていて、タイムが出ないということは何かを変えてみても良いきっかけなのかと思います」


 
中島

――自己ベストを更新しました。

 「日本選手権終わって1カ月半、チームを変えてもらって、コーチも変えてもらって、猛練習したので成果が出たのかなと思います」

 

――結果を残せず悩む時期はありましたか。

 「去年はまったく伸びなくて、水泳をやめようと思いましたが、両親のおかげで心機一転できました。4月からベスト出続けているので、コーチにもちょっと恩返しできたかなと思います」

 

――次のインカレに向けての意気込みをお願いします。

 「5連覇がかかっているので、去年迷惑をかけた分、今年は明治の先輩と表彰台に立ち、明治を5連覇に導きたいです」

 


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