課題山積みの総合順位8位/関東学生春季1部リーグ戦総括

ハンドボール 2019.05.25

 春リーグは総合順位8位で幕を閉じた。時代をまたいで行われた今リーグ戦。開幕戦の東海大に勝利し、目標である優勝に向けて好発進となった。しかし、4試合目の国士大戦から歯車が狂いだし無念の5連敗。最終戦はなんとか持ち直し、今リーグで優勝した筑波大を相手に3つ目の白星を挙げた。


   最後の最後にチーム力をみせた。入替戦出場が懸かったリーグ最終戦の相手は今リーグ戦無敗の筑波大。前半は高橋海(営2・法政二)の好レシーブによりディフェンスからオフェンスへの移行がスムーズに。可児大輝(政経1=春日丘)が得点を挙げ、流れを明大に手繰り寄せた。勢いそのままに迎えた後半2分20秒、大畠洋斗(政経2=法政二)が魅せた。速攻で受け取ったボールをセンターから打ち込みシュート。流れを味方につけ、次々にゴールネットを揺らした。結果、25-23で今リーグ3勝目、大金星を挙げた。加藤良典監督も「春リーグで一番いい試合だった」と納得の行く試合展開に。入替戦の危機を前にチームの結束力が確かなものとなった。

 しかし課題は山積みだ。筑波大戦には勝ったものの、春リーグの成績は3勝6敗で8位。その原因として1つ目に退場の多さが挙げられる。通常、1試合で1、2名退場者が出るのが普通だが、8戦目の日大戦では焦りから前半、後半合わせて5名が退場者が出た。練習で重きを置いていたオフェンスも一人欠けることでリズムを作れず。この事態に加藤監督も「退場の多さは大問題。余計な退場が多すぎる」と頭を抱えた。

 また、試合終盤での焦りが目立った。昨シーズン白星を挙げた立大戦では、焦ってすぐにシュートを打ち、相手のチャンスボールとなるケースが幾度となく見られた。「勝たなければならないという思いが焦りにつながってしまった。そこが良くないところ」(山田信也主将・政経4=愛知)。知県私立愛知)。多くの反省点、課題が浮き彫りになるリーグ戦となった。

 

 明治の季節はこれからだ。総合順位8位という結果は決して喜べる結果ではない。しかし、昨年も春リーグ8位。そこから巻き返して秋リーグでは準優勝を勝ち取った。もちろん今年も「優勝を目指す」(可児)。そのために「秋リーグまでの夏休み期間を利用してチーム力を高めていきたい」(高橋海)。この苦い経験を糧に大きく成長した姿を見せ、秋には雪辱を果たす。

 

[長谷川璃月]


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