甲斐がスプリント2位! 新チーム本格始動/東日本学生トラック

自転車 2019.05.06


 強い日差しと暑さの中、令和1発目のレースが開催された。明大は実力者の甲斐俊祐(営3=別府商)が男子スプリントで2位に入るなど、まずまずの仕上がりを見せた。


 


◆5・4~5 東日本学生トラック(境川自転車競技場)


▼男子スプリント


甲斐――2位


▼男子ケイリン


谷口――3位


上野――4位


塩島――6位


田川――10


▼男子スクラッチ


福地――22


▼男子ポイントレース


渡邉――7位


花田――8位


梅本――14


▼男子4kmインディヴィデュアル・パーシュート


小林――4位


青木――5位


齋藤――8位


▼男子チームスプリント


塩島・甲斐・上野――5位


▼男子4kmチーム・パーシュート


青木・齋藤・小林・梅本――5位


 


 シーズン初めから結果を出した。全日本学生トラックでケイリン、タンデム・スプリントの2冠を達成した経験を持つ甲斐は、昨年度の国体以来であるスプリントに臨んだ。本来はケイリンを専門種目としているが、調子の良さと冬に始めた筋トレの成果が発揮され、見事に表彰台まで上り詰めた。それでも「ダッシュ力が無さすぎる」ことを課題に挙げた甲斐。ナショナルチーム帯同により不在である荒川仁(政経3=千葉経大付)の分まで成績を残す覚悟で、トラック班を引っ張っていく。


 


 敗者復活からの快挙だ。男子ケイリンは、谷口力也(営4=開新)が予選2組をトップ通過した勢いそのままに3位に食い込んだ。今年度副将を務める谷口は「立場が変わり責任感が出てきた」と、結果でも上級生としての威厳を示した。また、4位の上野矢竜(営1=祐誠)と6位の塩島嵩一朗(法2=南大隅)は一時予選落ちの危機に危ぶまれたが敗者復活戦から這い上がっての入賞。「大学初レースで、気合を入れた」(上野)と、下級生の健在ぶりも大きくアピールした大会となった。


 


[川和健太郎]


 


試合後のコメント


甲斐


ーー今日のレースを振り返っていかがですか。


「最初の2本は自分の持ち味を出して走れたんですけど最後の決勝は相手のつぼにはまる形になってしまったので。そこの修正を今後していきたいと思います」


 


ーー今大会の重要度、位置づけは何でしょうか。


「シーズン初めのレースなので、今の自分の実力を知るっていうのが第一で。それで結果が伴ってくれば1番いいですけど、色々試してやってみようかなっていう大会なので。今度6月に本番の個人戦があるので、2連覇目指して、それまでにもう1ランク仕上げたいですね」


 


谷口


ーー新チームとなっていかがですか。


「昨年度とは違う立場になって、やはり責任感が出てきましたね。みんなを引っ張っていかないといけないので。フラフラはできないですね、全然。最近はずっと気も引き締まっていますね」


 


上野


ーー今日のレースを振り返っていかがでしたか。


「先輩方がみんな強くて、速くて、ついていく一方で、これからの課題が見えたレースでした」


 


ーー今後のビジョンはありますか。


「インカレも個人戦も1年生からどんどん出場して結果を残せるように、そして最終的にはインカレで優勝できるように頑張ります」




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