大会最終日 夏に向けてリベンジ図る/全日本学生個人選手権
平成最後の試技で花道を飾れなかった。3日目は重量級の選手を中心に6名が出場。+109キロ級の古山翔太(政経4=金足農)がジャークの自己新を塗り替えるなど健闘を見せたが、体調不良が災いし悔いの残る結果に終わった。
◆4・26~28 第65回全日本学生個人選手権(はびきのコロセアム)
▼96キロ級
5位 中村(S133 J153 T286)
10位 河村(S120 J150 T270)
11位 佐々木(S115 J154 T269)
▼102キロ級
12位 藤谷(S110 J140 T250)
▼109キロ級
記録なし 村上(S130 J0 T0)
▼+109キロ級
5位 古山(S130 J175 T305)
※S…スナッチ、J…ジャーク、T…トータル
けがに悩まされる試技となった。109キロ級で出場した村上堅信(政経2=滑川)はひざの痛みがジャークに響いてしまう。さらに試技時には立ちくらみも発生し、150キロを3回連続で失敗。「上まで目指したかった」と肩を落とした。また+109キロ級の古山は部員の支えもあって「自分の気持ちもしっかりした」(古山)と辛うじて自己新記録を2キロ更新。しかし腰のけがもありスナッチの記録を伸ばせず、自分の試技に「60点」と納得のいく挙上とはならなかった。
巻き返しを狙うしかない。今大会は主力選手の不調で記録なしが目立つ結果に。「部員全体で調整していかなければならない」(古山)。次の東日本大学対抗選手権まであと2カ月。早急にケガの課題を克服し、確実に目標のベスト4をつかみ取る。
[内田朝]
試合後のコメント
古山主将
――新体制になってみてどうですか。
「まだまだ明治は1部インカレで優勝できるかって言ったらまだまだなので、この残り2ヶ月後に東日本インカレあるんですけど、部員全員で調整していきたいなって思っています」
――次回の目標をお願いします。
「東日本でも団体でもベスト4を。上位入賞ですね」
中村響(政経3=愛工大名電)
――今日の試合を振り返っていかがでしたか。
「上位入賞を狙える形の試合だったので、スナッチ2本目を失敗してしまったことでうまく気持ちが持っていけなくなってしまいました」
村上
――今日の試合を振り返っていかがでしたか。
「フォームを変えてみて、そしてけが明けっていう。結構挑戦してみたんですけど、どんな結果になるか自分でもよく分からなくて。スナッチは結果がそれに繋がって、ジャークはまだものにしていないと思っていたフォームを。まだ改善しないといけないところは色々あると思うので、今後の練習でちゃんとやって、次の試合とかでもやって行けるようにしたいです」
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