専大にストレート勝ちも課題山積/春季関東大学1部リーグ戦

バレーボール 2019.04.15

連勝に調子づく明大、4戦目は今季から1部リーグに浮上した専大と対戦した。第1セット、序盤のサーブミスなどが響き、格下相手にいきなりセットポイントを握られる。相手のミスからデュースに持ち込み何とか逆転したが、幸先の悪い幕開けとなった。続く第2、3セットも終始追いかける展開に。終盤は奮起するも「ほとんど負け試合」(鈴木康時監督)。ストレート勝ちこそ収めたが、芳しくない試合展開に指揮官の顔色も陰った。

 

◆4・6~5・18 春季関東大学リーグ戦(日体大健志台キャンパス米本記念体育館他)

◆4・14 専大戦(東海大湘南キャンパス総合体育館)

 

◯明大3{302826―2428―26}0専大

 

<スターティングメンバー>(ローテーション順)

OH(アウトサイドヒッター)鎌田佳朗(法4=東亜学園)、MB安井恒介(政経1=尼崎市立尼崎)、OP池田颯太(営3=松本国際)、OH小松一哉(政経4=雄物川)、MB三輪大将(政経2=高川学園)、S上林直澄(法3=東亜学園)、Li鳴尾空海(商2=習志野)、Li瀧田大輔(商3=洛南)

 

 力を発揮し切れていない。昨年のインカレで3位に入賞した明大。小川智大元主将(平31政経卒・現豊田合成トレフェルサ)が抜けたとは言え、スタメンがほぼ変わらないチームが、今季は初戦から下位チームに苦戦を強いられ続けている。その理由の一つが精神的な弱さ。「ミスを立て直せないままズルズルやってしまった」(上林)と専大戦でもその傾向は顕著に表れた。事実、第1セットでは合計6本ものサーブミスで失点を許している。「みんな技術はあるがそれを扱うメンタルが足りない」(鎌田)。精神面の強化は、控える上位校との対戦に際し急務となるだろう。

 また新体制特有の硬さも勝利を遠ざける一因だ。第2セット終盤、21221点を追う展開のさなか専大のノータッチエースが決まった。原因は「僕も鳴尾もいけたのにミスになった」(鎌田)と典型的なお見合いになったこと。他にも池田と上林のセットアップが噛み合わず、プッシュに頼らざるを得ない場面が見られるなどチーム全体にぎこちなさが残る。

 

 一方で成果も確認できた。本調子でないながらも結果だけ見ればストレート勝ち。「終盤、接戦をモノにする力はついてる」(池田)と地力の強さは選手らの自信となっている。また4戦を終えて3勝1敗の戦績も上位入賞がまだまだ見える位置だ。「悪いプレーも知っているのは自分たちの強みになる」(小松主将)。大きな飛躍の前には誰しもが一度屈む必要がある。今はその時だと信じたい。

[島田雄貴]

 

試合後のコメント

鈴木監督

――来週への課題はなんでしょうか。

「ディフェンスをもう少ししっかりとしないと、上位に当たるにつれて強打で弾かれていては話にならないので、ディフェンスをしっかりと上げてチーム力を高めていきたいと思います」

 

小松

――終始リードされる展開でした。

「ミスが連続していて後手後手になってしまっていました。ただリードをされている展開の中でしっかりと勝ち切れたことはいい所だと思うので、そういった所を少しずつ自信にしていって、もっと自分たち次第で楽な展開にしていきます」

――今日の一番の課題はメンタル面になるのでしょうか。

「本来なら自分や鎌田ら4年生がしっかり引っぱっていかなければならないのですが、自分も鎌田も技術的にも精神的にも成熟しているわけではないので、そういう時に3年生、池田や上林や瀧田がすごい大人になって試合をやってくれるとすごい助かります。このチームとして上を目指すのなら、誰かひとりが引っ張るのではなくチーム全体でひとつの目的に向かってプレーしなければ勝っていけないと思うので、そういう部分をみんな感じて欲しいと思います」

 

上林

――振り返りをお願いします。

「試合ではしていいミスとしてはいけないミスがあって、今日はしてはいけないミスを連発していたので、そこが絶対負けていた試合でした」

――どんな課題が残りましたか。

「苦しい時に我慢し切れていませんでしたし、そこで我慢し切ってチーム全体で一点を取りにいく雰囲気をつくれればと思います」


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