法大にあと1点届かず/関東学生春季1部リーグ戦

ハンドボール 2019.04.15

 連勝とはならなかった。2戦目の相手は昨年度秋季リーグ戦10位の法大。序盤は相手のスキをついた攻撃で得点するも、すぐさま相手の猛攻で詰め寄られる。1点リードで後半に入ると試合終了間際には接戦に。惜しくも最後までは粘り切れず、春季リーグ初の黒星で終わった。

 

◆4・13~5・18 関東学生春季1部リーグ戦(日大八幡山体育館他) 

▼4・14 対法大戦(中大多摩体育館)

明大221312、9-1123法大〇


 滑り出しは順調だった。前半2分、ディフェンスからの速攻が決まり2得点を先制。明治らしいこのプレーが試合の流れを形作った。これに対しすぐに相手が7人攻撃を仕掛けるも、落ち着いて対応する。シュートミスを高橋海(営2=法政二)がキャッチし、ゴールめがけてロングシュート。相手の頭上を超えてボールがそのままゴールに吸いこまれると、観客席から大きな歓声がこだました。

 1点リードで後半に入るも転機は生まれなかった。シーソーゲームが続く中、後半8分でシュートを許すと後を追う展開に。同点へのあと1点がどうしても生まれず「苦し紛れにシュートを打っていた」(加藤良典監督)。試合終了間際までシュートを打ち続けたものの、ボールは枠外へ。残り1点でブザーが鳴り響き、2223で敗北した。


 この惜敗を決して無駄にしない。「今日負けて全員悔しいと思っているので、その気持ちを忘れずにやっていきたい」(中川)。次戦の早大戦では確実に勝利をつかみ取る。

[内田朝]


試合後のコメント

加藤監督

 ――今日の試合を振り返っていかがですか。

  「ディフェンスは終始大きく崩れることなくでき、前半には速攻も出せていました。後半は法大の松岡に点を取られていたので、最終的に1点差という形で響いてしまったと思います」


――後半詰められなかった要因は何ですか。

   「一人一人が縦を狙っていく意識が薄くなっていたのと、あとは苦し紛れにシュートを打っていたので、枠外に行ったりシュートが入っていなかったことが多かったと思います」

 

山田信也(政経4=愛知)

――今のチーム状況についてはいかがですか。

  「全学年試合に出ていますし、変わるメンバーも多数いて、層は厚いチームです。チームの雰囲気も悪くないですけど、どうしても最後の場面でうまくいかない部分が多く、詰めが甘いというのはあるかと思います」

 

――早大戦への意気込みをお願いします。

  「ディフェンスの後にすぐにオフェンスに戻るチームなので、そこで速攻でガンガン押していくことを意識してやっていきたいです」



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