宿敵法大にサヨナラ勝ち! 接戦をモノにする/関東地区大学選手権

準硬式野球 2019.03.21


 1回戦をコールド勝ちで突破し迎えた2回戦。昨年度六大学リーグ戦で苦戦を強いられた法大相手に接戦を繰り広げ、延長10回に4-3でサヨナラ勝ちした。

  

◆3・20~3・29 第61回関東地区大学選手権大会(早大伏見グラウンド他)

◆3・21 2回戦 対法大(法大多摩グラウンド) 

○明大4―3法大


2回戦

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

法大

0

0

0

1

0

1

0

0

0

1

3

明大

0

1

0

1

0

0

0

0

0

2×

4


1点の奪い合いだった。2回表、先頭の高桑一真外野手(商2=日大二)が出塁すると、犠打と四球で好機を広げる。一死一、二塁の場面で栗原敬昌外野手(法3=高崎)が適時打を放ち先制点を獲得。4回表に1点を失い追いつかれたが、裏の攻撃で1点追加し突き放した。6回表に再び1失点するが、9回表に継投の高島泰都投手(法1=滝川西)が二死二塁の場面。8球粘られた末、最後は空振り三振を奪う気迫の投球を見せ流れを引き寄せた。走者一、二塁から攻撃が始まるタイブレーク制となる延長10回表、先頭打者に適打を許してしまい1点を勝ち越される。しかし裏の攻撃で犠打の成功で満塁の好機となると、相手の失策により1点を追加。さらに谷口秀斗内野手(営1=広陵)が左前適時打を放ちサヨナラ勝ちとなった。


チーム全体で粘り強く戦った。昨年度春秋リーグ戦で1勝もできなかった法大ナイン。強打線が特徴の法大相手に「守備で投手が粘り強く投げてくれたことで、打線もそれに応えようとしてくれた」(千田京平主将・農3=花巻東)結果、延長戦を勝ち抜いた。「ベンチでもしっかりサポートする雰囲気」(栗原)をつくることでチーム力を高め、優勝に近づきたい。


[中澤美月]

  

試合後のコメント

千田 

――今日の試合を振り返ってどうでしたか。

「今日はチームが一致団結して試合に臨めたと思いますし、投手の前田、高島がよく頑張ってくれたと思います。」


――試合中の雰囲気はどうですか。

すごく良くて、逆転された時もみんなベンチでレギュラー陣以外も声を出してくれて、みんなが元気をくれたのでいい状態だと思います」

 

栗原 

――第一打席のタイムリーについていかがですか。

「結果が出てなかったので、あまり考えずにきた球をしっかり打とうと思い、それが結果的にいい適打につながったと思います。」 

 

高島 

――法大打線を抑えられた要因はありますか。

「冬から投手陣で走り込みや筋トレをしてきてそこで結構ボールに力強くなったと思います。これで結構相手も飛打を打ってくれたり、まっすぐも打ち損じてくれたりしていたので、そこで冬の成果が出たと思います」

 

――チームが好調ですが理由はありますか。

 「練習から本番を意識してノックやバッティングを多めに実践をやっているのでそこが大きいです」



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