小川がベスト8 全日本選手権出場決める/東京都選手権

柔道 2019.03.11

 日本一を争う全日本選手権への切符をかけ、学生に限らず多くの強豪らが集う東京都選手権。出場した6人の内小川雄勢主将(政経4=修徳)のみが全日本の出場権獲得となったが、明大柔道部としては今後に向けて実のある大会となった。

◆3・10 東京都選手権(東京武道館)
 小川――ベスト8
 原澤、神鳥――2回戦敗退
 川田、清崎、神垣――1回戦敗退


※小川は全日本選手権の出場権獲得

 最後もやはり小川が魅せた。初戦を一本勝ちで決めると続く3回戦。全日本選手権出場の経験を持つ制野孝二郎(センコー)との一戦は「必ず組み勝っていた」(中濱真吾監督)と安定した組み手で圧倒。実力者相手に付け入るスキを与えず、着実に指導を与え続けた。最後は相手を掛け逃げで指導3にし、反則勝ち。次の4回戦でも積極的に攻撃を仕掛け、大内刈りで優勢勝ちと悠々と勝ち上がってみせた。準々決勝は昨年からのケガが完治しておらず棄権となったものの「実力はある。ケガをせずに4月まで乗り切って欲しい」と、中濱監督は日本代表に向け正念場を迎える小川にエールを送った。
 新時代の幕開けとなる。小川に続く明大柔道部の主将は神鳥剛(政経3=愛知県私立大成)だ。4年生らには戦力的には劣るものの「チーム力でカバーしたい」と語る神鳥。長きに渡る伝統を守りつつも「明治っぽくない新しいメイジを」(神鳥)。意欲に満ちた部員らが作る〝新しいメイジ〟に乞うご期待だ。

[荒川千那]

試合後のコメント
中濱監督
――3年生以下は全日本選手権の出場権獲得ならずとなりましたが課題を教えて下さい。
「パワー不足です。力が足りてないなということは感じています。柔道は力が大切ですけど、ウエイトトレーニングは他の大学も取り入れているので、他の大学に負けないようにしていきたいです」

――新監督の抱負をお願いします。
「6月の団体日本一と10月の体重別団体の日本一。そこを目標に頑張ります」

小川
――この大会はどのような位置付けで臨みましたか。

「予選は予選なんだけど、全日本選手権は特に超級にとっては大事な試合になります。その本戦に出れないのは結構まずいことだったので、予選を通過できたのは良かったと思います」

――今後の目標を教えて下さい。
「もちろんパーク24という道着になりますが、明治大学で教えてもらったことは変わらず続けていってその上で世界選手権、オリンピックで活躍できればと思います」

神鳥
――昨年度のケガ明けから強化してきたことは何でしょうか。
「膝は治っているんですけど、どこか怖くて踏み切れていない部分があったので、アグレッシブさを取り戻すために強い実業団とか(身体の)大きい選手と積極的に組み合うことで、そういう恐怖感は少しずつ無くしました。9月頭の東京学生で負けた相手に講道館杯では勝てたりもして、とにかく怖さを克服することに重きを置いてやっていました」


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