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世界ジュニア選考基準クリア 2年生エース扇本、土壇場での底力見せる/全日本ジュニア選手権

ウエイトリフティング 2019.03.10

 20歳以下の選手が競合するジュニア選手権は、大会ヤマ場の2日目を迎えた。明大からは4名が出場。扇本崇聖(政経2=名城大付)が世界ジュニア選手権の選考基準であるトータル308キロの拳上を達成。さらに佐々木洋光(政経1=柴田)が自己ベストを更新するなど、1日目に引き続き新体制の好調ぶりが見て取れた。


◆3・8~10 第39回全日本ジュニア選手権(スポーツ総合センター)

▼81キロ級

 8位 岸本(S108 J145 T253)

▼89キロ級

 2位 扇本(S140 J168 T308)

 7位 澤浦(S110 J150 T260)

▼96キロ級

 7位 佐々木(S116 J153 T269)


※S…スナッチ、J…ジャーク、T…トータル


 「ヨッシャー!」。普段、試技中に感情を表に出さない男が、この日だけは特別だった。89キロ級に出場した扇本。ジャーク2本目で168キロを挙げ切ると、左拳を高々と突き出し、会場に雄たけびを響かせた。見事に世界ジュニア選手権の選考基準であるトータル308キロをクリア。自己新をマークするだけでなく「ずっと憧れていた」世界への挑戦権を、自らの力で手繰り寄せた。


 ここまでの道のりは長かった。昨年度のジュニア選手権はインフルエンザで出場を断念。幸い、早生まれである扇本は、今年度もジュニア選手権にエントリーできた。膝、腰、手首に痛みを抱え、満身創痍(まんしんそうい)で臨んだ今大会。「過去一悪かったんじゃないかな」「完全に諦めていました」。2、3週間前の調整練習では、スナッチ125キロ、ジャーク150キロを挙げることすら困難であった。


 しかし、数年前から夢見ていた世界への扉を、そう簡単に閉ざせるはずは無かった。最後は「本番には強いタイプ。それに懸けるしかないなって(笑)」。大会前夜から、ずっと「調子のいい時の動画を見てイメージを植え付けた」。結果、この作戦が奏功し「急に軽くなった感じがした」とスナッチ、ジャークともに自己ベストを更新した。


 偶然であろうか。実はこの日、3月9日は扇本の20歳の誕生日。「本当に嬉しかった」。自身への最高のバースデープレゼントに口元をほころばせた。もしかすると今回の結果は必然であったのかもしれない。


[高智琉大朗]


試合後のコメント

岸本龍太郎(法1=常翔学園)

――試技を振り返っていかがですか。

 「もったいない内容でした。インカレで出させていただいた時よりも下がってしまって。2月後半から挙げられていたのですが、残念な結果に終わりました」


佐々木

――本日の結果に関して、どうお考えですか。

 「両方とも1本目を落としてしまったことが反省点です。次回から1本目を意識してやっていきたいです」


澤浦智之進(営1=利根実業)

――本日のご自身、振り返られていかがですか。

 「スタート重量を下げたんですけど、思いの外落ち着いて取れるところは取れたので、予定とは異なり一気に重量を上げました」


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