早大を返り討ち 激闘制し、ベスト4へ/日本学生氷上選手権

アイスホッケー 2018.12.27

 ヤマを乗り越え、ベスト4を決めた。準々決勝の相手は難敵・早大。一進一退の攻防を繰り広げ、60分間で3―3。勝負はSO(シュートアウト)戦にもつれ込んだ。最後は執念で勝利をつかみ取り、準決勝に駒を進めた。


122529 第91回日本学生氷上選手権(白鳥王子アイスアリーナ他)

1227 準々決勝 対早大戦(白鳥王子アイスアリーナ)

  ○明大4{0―1、2―0、1―2、1―0}3早大

  ※SO戦の結果、明大の勝利。


 早大のシュートがポストに弾かれると、GK香田凌辰(政経2=白樺学園)のもとに安堵(あんど)の輪が広がった。60分間で決着がつかず、勝負は両チーム3名のプレーヤーとGKによる1対1のSO戦に。「今日のMVPは間違いなく香田」(FW牛来森都・法4=北海)。香田が早大のシュートを2本止める活躍で、チームを勝利に導いた。


 結果で引っ張り、結果で応えた。1点ビハインドの第2ピリオド15分8秒、FW府中祐也(商4=武修館)が華麗な個人技で同点ゴールを決めると、FW松本昂大(商4=北海道清水)が2点目。同点に追いつかれると、FW田名部共弘(文1=八戸工大一)に値千金のゴールが飛び出した。「僕らがやっていたことを後輩が目に焼き付けてほしい」(松本)と言えば「4年生の熱い気持ちを感じて、やらなきゃいけない気持ちになった」(田名部)。勝利に向かって行動で見せる上級生と、気持ちをくみ取り応える下級生。全員が〝主役〟のチームが完成している。


 ヤマ場の早大戦を乗り切り「絶対に優勝できると確信した」(牛来)。リーグ戦で2敗を喫した相手に競り勝ち、勢いは増す一方だ。頂点まであと二つ。乗りに乗った明治に、もう怖いものはない。


[福永智隆]


試合後のコメント

DF梅村宏輔(政経4=北海道清水)

ーーシーソーゲームになりました。

 「絶対に下を向くことなく、みんな『絶対に勝つ』という気持ちしかなかったです。みんな前に前にという気持ちでゴールに向かっていってくれていて、雰囲気も良かったです」


牛来

ーーSO戦に突入した時の心境はいかがでしたか。

 「出る選手、キーパーの凌辰(香田)頼むとただ信じるだけでした。練習で彼らが上手いのは見ているので、自信持ってSOになった時点で勝てるなと思っていました」


府中

ーー60分間どんな気持ちで戦っていましたか。

 「最初リードされていて、自分が入れなきゃいけないなと思っていました。自分らのセットが2失点プラマイゼロであれなんですけど、部屋っ子の田名部が入れてくれたんでめっちゃうれしかったです。いつもだったら枠外しているんですけど、やっとですね。自分も待っていました」


松本

ーー3ピリ追いつかれたときの心境はいかがでしたか。

 「僕としては全然負ける気もしなかったですし、自分が取ればいいという気持ちもあったので、そうやってみんなも思っていたからこそ勝てたんじゃないかなと思います」


香田

ーー今日の試合を振り返っていかがですか。

「失点の場面を見たら結構自分のせいというところもあったんですけど、でも結局は勝てて次に進めたので良かったと思います。負けたら終わりということで、緊張だったりプレッシャーだったりをちょっと背負ってしまったんですけど、それを踏まえて良いプレーができなくて、やっぱり最後は4年生にも救われて、PSでは絶対自分がやってやろうと思って、返すことができたと思います」


田名部

ーーチーム3点目を決めました。

 「府中さんにずっとお世話になってきて、今一緒のセットでやらしてもらっているんですけど、そこで恩返ししたいという気持ちがあったので涼希さん(FW池田涼希・政経3=北海)からいいパスもらって決めれたので、本当によかったです。府中さんは同じ部屋で、一年間本当にお世話になりました。師匠みたいな感じです」


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