池田6得点の活躍で専大に完勝 準々決勝進出/日本学生氷上選手権

アイスホッケー
2018.12.26

 圧巻の試合運びだった。今試合の相手は格下の専大。試合開始早々から果敢に攻め込み、第1ピリオド開始3分20秒、FW池田涼希(政経3=北海)がゴール。この得点を皮切りに最終スコア19―0と得点を量産。準々決勝へと駒を進めた。


◆12・25~12・29 日本学生氷上選手権(白鳥王子アイスアリーナ他)

▼12・26 2回戦 対専大戦(白鳥王子アイスアリーナ)

 ◯明大19{3―0、7―0、9―0}0専大


 攻勢を強めた。「自分がアシストして、涼希が決めるのが鉄板」(FW府中祐也・商4=武修館)と、府中のアシストから池田が6得点するなど、チームの得点源が躍動した。さらに、控えに回ることの多かったDF下本隆志(商2=北海道清水)やDF髙木聖大(文2=日光明峰)もゴールを決め、チーム全体としての調子の良さがうかがえた。「明日につながるホッケーができた」(井原朗監督)と、実りのある一戦となった。


 決戦の時がきた。次戦の相手は早大。関東大学リーグ戦を優勝した明大だが、リーグ戦での早大との対戦成績は1勝2敗と負け越している。それでも「相手に合わせず、明治のホッケーをやれば絶対に負ける相手ではない」(池田)。怒濤(どとう)の攻め、鉄壁の守りで日本一へと駆け上がる。


[藤山由理]


試合後のコメント

FW牛来森都(法4=北海)
――試合を振り返っていかがですか。

 「一戦一戦しっかり勝つということを意識してやりました。明日の試合がすごい大事なので、明日の試合につなげられるような良いゲームをしようと話をしてきました。明日につながる良い試合ができたのではないかと思います」

池田

――今日は6得点を挙げる活躍でした。

 「明日は準決勝、決勝よりも大事な試合だと思うので、それにつながるように自分のできることを精いっぱいやったら6得点という結果が付いてきただけなので、これを明日につなげられなかったら意味がないので、しっかりつなげていきたいと思います」


――インカレが開幕しましたが心境はいかがですか。

 「やっぱり4年生がプレッシャーを感じてしまう大会なので、3年生の自分が先頭に立って1、2年生を引っ張っていきたいと思います」