全日本選手権開幕特集 展望

フィギュアスケート
2018.12.21

日本中の注目が集まる大舞台で、明大の名をとどろかせる。122124日にかけて東和薬品RACTABドームにて全日本選手権が開幕。明大からは鎌田英嗣(営4=獨協)と中野耀司(営3=横浜創英)が出場を決めた。

 

 同期の思いを受け継ぐ。東日本選手権では自己最高の5位で全日本の切符を手にした鎌田英。今年度はケガの影響でジャンプの確率が上がらず苦しんだ。全日本では「絶対今シーズン中には跳べるようにしていきたい」(鎌田英)と意気込むトリプルアクセルを含めた、レベルの高い構成の演技を目指す。惜しくも全日本出場を逃した佐上凌主将(商4=武蔵野)と梶田健登(政経4=明大中野)の思いも背負い最高の滑りを見せる。

 

 中野は鎌田英とともに3年連続で全日本に臨む。昨年度の全日本ではSPで最終滑走、FSでは1番滑走と珍しい経験をした。昨年度の総合順位は22位。自己最高順位を狙うためにはジャンプの構成を上げること、そして技術面以外での点数の底上げも課題だ。最高の舞台で実力を発揮していきたい。

 

[中澤美月]