東北学大に100点ゲームで圧勝/全日本大学選手権

バスケットボール(男子) 2018.12.12

 手堅く初戦をモノにした。秋のリーグ戦を通して鍛え上げたディフェンスで、東北地区リーグ2位の東北学大を圧倒。主力を温存しつつ11150で完勝し、申し分のないスタートを切った。

 

 

 

121016 第70回全日本大学選手権(大田区総合体育館他)

 

1212 1回戦 対東北学大戦(大田区総合体育館)

 

○明大1112410251237-9、251950東北学大

 

 

 

  スターターは、PG渡辺翔太(政経2=宇都宮工)、SG綱井勇介(文4=大阪学院)、SF須藤昂矢(営3=桐光学園)、PF森山修斗(政経4=瀬田工)、PF今川友哲(営4=大阪桐蔭)。

 

  

 

 「今日の試合のテーマはディフェンス」(PG山口裕朗・営4=足立学園)と、序盤から徹底したマンツーマンディフェンスで主導権を握る。オフェンス面では須藤が内外で得点を重ね、前半だけで27点の大量リードを奪う。後半に入っても攻撃の手を緩めることなく、第3クオーター(Q)では一挙37得点。随所でメンバーチェンジをはさみながら100点ゲームで快勝し2回戦に駒を進めた。

 

 

 

 次戦につながる1戦となった。7日間で5戦を戦う中、明大の初戦は3日目。勝ち進むと決勝まで5連戦となる。「タイムシェアが必ず必要」(SG常田耕平・政経1=正智深谷)と、スターターが試合に出場し続ける状況は避けなければならない。その中で山口ら途中出場の選手が奮闘し、エース・今川のプレータイムはわずか16分。主力を温存しつつ、勝利を挙げることができた。「(インカレのスタートとして)悪くない」(山口)。スターター以外の選手の活躍も光り、大きな意味を持つ1勝をつかんだ。

 

 

 2回戦の相手は1回戦で仙台大に31点差で圧勝した名古屋学大。東海地区リーグで全勝しインカレに進んだ強敵だ。「まずはディフェンスから圧倒」(渡辺)。3年ぶりのベスト8へ、42年ぶりの優勝へ、一戦一戦勝ち進む。

 

 

 [田北俊介]

 

 

 

試合後のコメント

 

PF永田渉(政経2=盛岡南)

 

――次戦への意気込みをお願いします。

 

 「大きいインサイドの選手がいるので、自分が出た時にリバウンドを取れるようにしたいです。失点をできるだけしないようにして、チームのために頑張りたいです」

 

 

 

渡辺

 

――この初戦においての目標はありましたか。

 

 「東海大戦に向けて、まずはこの1試合が重要でした。とにかく激しくディフェンスする、というのを試合前に今川さんとも話していました」

 

 

 

――4年生への思いを教えてください。

 

 「練習の時から4年生が引っ張ってきてくれたので、本当に優勝を狙っていきたいと思います」

 

 

 

常田

 

――試合を振り返っていかがでしたか。 

 

 「次戦以降に向けて、スターターのプレー時間を減らせたと思います。チームで一番やらなければいけないことはディフェンスなので、しっかり意識して臨めたと思います」



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