リーグ最終戦は拓大に圧勝 10位で入替戦へ/関東大学1部リーグ戦

バスケットボール(男子) 2018.11.12

 リーグ最終節は拓大と対戦した。負ければ自動降格の可能性もあった今節だが、91―58で快勝。この結果、明大は2部3位の駒大との入替戦に臨むことが決定した。

▼8・25~11・11 第94回関東大学1部リーグ戦(駒沢屋内球技場他)
◆11・11 対拓大2回戦(横浜国際プール)
◯明大91{23ー16、16ー17、23ー11、29ー14}58拓大


 スターターは、PG渡辺翔太(政経2=宇都宮工)、SG小林拓主将(営4=桐光学園)、SG綱井勇介(文4=大阪学院)、SF須藤昂矢(営3=桐光学園)、C今川友哲(営4=大阪桐蔭)。

 見事な修正力を見せた。前節は33点差と大差で大東大に敗北。渡辺は「出だしが悪かった」と、第1クオーター(Q)だけで25点ビハインドを負ったことを敗因に挙げた。しかし今試合は違った。開始13秒、綱井の3Pシュートで口火を切ると、今川もインサイドを中心に6得点。このQだけで23―16と7点のリードを奪った。前節で課題の残った序盤を切り抜けると、後半も明大が主導権を掌握。第3、4Qともに10点差以上離し、最後は今大会初出場の後藤俊祐(商4=実践学園)が華麗なブザービーターをねじ込み試合終了。91―58で大勝した。

 「大会はまだ終わったわけではない」(小林)。リーグ戦の全日程が終了した。しかし明大は10位のため、残留を懸けた入替戦に突入する。相手は2部3位の駒大。「絶対に負けられない」(須藤)。チーム一丸となり勝利をつかみ取る。

[浅野拓磨]

試合後のコメント
小林

――流れを奪われかけたが、立て直しました。
「一人一人がディフェンスをハードにできました。誰が出ても落ちなかったのが良かったです」

今川
――試合を振り返っていかがでしたか。
「とりあえず勝てて良かったです」

――試合前はどんな話をしましたか。
「コートで今までやってきたことを前節で出せなかった分、今日出そうと話しました。拓大に対しては中への合わせを今までちゃんとやってきたので、それを話してできたのが勝てた要因かなと思います」

須藤
――前節と今節の一番の違いは何ですか。

「入りから1試合を通して自分たちのやろうとしていることをチーム全体で鼓舞しながら続けられたので、そこはだと思います」

――入替戦に向けて意気込みをお願いします。
「本当に負けられない試合なので、相手は2部から勝ち上がって勢いもあると思うんですけど、自分たちは自分たちのできることをしっかりやってリーグ戦で積み上げてきたことを出せるように頑張りたいです」


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