湯原 背泳ぎ2種目で初の入賞/W杯東京大会2018
大会2日目は矢島優也(商4=春日部共栄)が200メートルバタフライで5位入賞。最終日では湯原利佳(政経2=渋谷幕張)が昨日に引き続き、200メートル背泳ぎで6位入賞を果たした。明大勢は大会3日間で5名が決勝に進み、世界の強豪相手に大健闘を見せた。
◆11・9~11 W杯東京大会2018(東京辰巳国際水泳場)
[2日目]
▼200メートルバタフライ
5位 矢島 1分52秒72
▼200メートル個人メドレー
8位 溝畑 1分57秒55
▼1500メートル自由形
6位 松本 15分01秒31
▼女子100メートル背泳ぎ
8位 湯原 58秒34
[3日目]
▼混合4×50メートルメドレーリレー
8位 (溝畑・齊藤・細川・柴田) 1分45秒05
▼女子800メートル自由形
6位 石井 8分27秒45
▼女子200メートル背泳ぎ
6位 湯原 2分05秒09
2種目でメダル獲得とはならなかった。1日目に行われた100メートルバタフライで2位入賞を果たした矢島。「優勝しか狙っていない」と臨んだ2日目の200メートルバタフライでは、150メートルを2位で折り返すも「体力的にきつかった」と後続にさされ、5位に終わった。10月の選考会で12月に行われる世界水泳(25メートル)の日本代表入りを果たしている矢島。「ラスト50メートルの粘り、体力向上に専念する」と目標の表彰台を目指す。
湯原は2日目の100メートル背泳ぎで、W杯では初となる決勝進出。最終日に行われた200メートル背泳ぎでも勢いそのままに予選を突破した。「緊張した」という中でも自己ベストを更新し、6位入賞。6位以内には賞金も授与される今大会。普段から仲の良い石井茉宏(情コミ3=筑波大付)と「それで一緒にご飯へ行く」とレース後は笑みを浮かべた。
世界にその名をとどろかせたい。矢島と共に世界水泳の代表に選出された吉田冬優(政経3=淑徳巣鴨)。春シーズンは低迷に終わったものの、選考会の400メートル自由形で優勝し、見事復帰を果たした。今大会は「練習の一貫」との位置づけ。1カ月後のレースへ準備は万端だ。
[綾部禎]
試合後のコメント
矢島
――最後の50メートルで抜かれた要因は何でしょうか。
「体力的にきつかったというのが敗因かなと思います」
――世界選手権へ向けて改善、向上させたい部分はありますか。
「ラスト50の粘り、体力ですね」
湯原
――振り返っていかがですか。
「となりで泳いでいた選手が前半は視野内にいたんですけど、後半にどんどん離されていくのが悔しかったです」
――この決勝レースはどのような思いで挑みましたか。
「日本短水路で緊張しすぎて、前半力んで、後半に響くというのがありました。今回、緊張はしていたんですけど、力まずに前半入れたのは良かったと思います」
――短水路・長水路得意なほうとかはありますか。
「長水路になると水中動作という部分で自分の持ち味が生かせるんですけど、短水路は息の我慢ができず、長所が生かしづらいという感じですね」
――賞金の使い道とかはありますか。
「石井先輩と一緒にご飯を食べに行きます(笑)。2人で美味しいご飯を食べに行きたいと思います(笑)」
――今後に向けてよろしくお願いします。
「次は4月の日本選手権に向けた練習強化が始まるので追い込めるとこは追い込んで、良い結果が出せればなと思います」
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