インカレ初日 九州産大破り好スタート/全日本学生選手権

ハンドボール
2018.11.11

 全国への挑戦に向けて1勝を挙げた。インカレの1回戦目の相手は九州産大。前半はリズムに乗れずにミスを連発。それでも着実に得点を重ね1711で試合を折り返すと、後半戦はそのまま流れを譲ることなく8点差の3022で勝利した。

 

111014 全日本学生選手権(丸善インテックアリーナ他)
1110 対九州産大戦(金岡公園体育館)
〇明大301711131122九州産大

 

 チームワークを見せつけた。スーパーエースが居ない中、チーム全員でカバーすることが今チームのテーマ。「2年前と比べて全然層が厚い」(加藤良典監督)と試合では次々に控え選手を起用し、個々の力を発揮。中でも前半24分、相手との得点差が2点にまで迫る中、山崎大輔(政経4=熊本マリスト学園)は「自分の本気が出せた」とシュートを決めチームを勢いづける。その後はディフェンスからの速攻という明大の持ち味を取り戻し、点差を一気に突き放すことに成功した。

 勝負はまだ始まったばかりだ。次の対戦相手は春秋リーグともに白星を挙げている国士大。「全体を盛り上げるためしっかりと1勝したい」(門間優次郎主将・法4=法政二)。チーム一丸となって、全国制覇に向けて着実に駒を進める。

 

[内田朝]

 

試合後のコメント

加藤監督

――前半戦終盤で点差を詰められてしまいました。

  「自分たちの失点につながるミス、テクニカルミス、キャッチミス、パスミスが中盤目立ちました。明日の試合ではそういう所を無くしていかないと勝てないので、しっかりやりたいと思います」

 

――明日の試合に向けて抱負をお願いします。

  「明日勝てば流れに乗って、ベスト4、準決勝狙えると思うので、1点差でも良いのでそれにこだわって頑張っていきたいです」

 

高橋海(経営1=法政二)

――キーパーとしての活躍はいかがですか。

「最初のほうは止められなかったシュートもあったし、まだまだ詰めの甘いところがあると思うので、明日の国士大は春秋リーグで勝ってはいるんですけど、まだまだ油断はできないですね」

 

門間主将

――後半で点が取られ気味でした。

「前半の点差的には離れているんですが、そのなかでも簡単なミスとか、前半中で9回もミスがあったのでそこは課題かなって思います」